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キューバってどんな国?

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カリブ海最大の島──キューバ。
革命家チェ・ゲバラや葉巻き、そしてカクテル「キューバ・リブレ(自由キューバの意味)」などを思い浮かべる方もいるだろう。

1959年のキューバ革命以降は社会主義国となり、隣国アメリカとは国交を断絶、半世紀もの間厳しい経済封鎖を受けてきた。そんなキューバを巡る情勢が今大きく変わろうとしている。2014年12月に米国オバマ政権が、キューバとの国交正常化に向けた交渉を始めることを発表したのだ。

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そのニュースは日本でも大々的に報じられ、首都ハバマ市内の風景がテレビでも繰り返し流れた。植民地時代の古い建物も数多く残る石畳の旧市街、1950年台以前のレトロなクラシックカーが現役で走り抜ける道。「まるで半世紀タイムスリップ」したかのような風景に驚かされた人も少なくないはず。

「アメリカ資本が入る前のキューバに行っておきたい!」

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日本ではあまり知られていないが、実はキューバは観光大国。カナダやヨーロッパからは、首都ハバナなどだけでなく離島にまで直行便があるほどだ。アメリカとの国交正常化交渉開始のニュースが流れてからは、駆け込み需要で観光客の数も一気に増えている。


コロニアル建築の旧市街とクラシックカー

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キューバの大きな魅力のひとつ。それはまるで時間が止まってしまったかのような旧市街風景だろう。キューバの広さは日本の1/3以下だが、その国土に9箇所もの世界遺産がある(日本は18箇所/2014年時点)。そのうち市街地の景観などが指定されているのは、ハバナ、シエンフエゴス、カマグウェイ、トリニダーの4箇所。植民地時代の贅沢な装飾の建築も数多く残り、石畳の道を歩いているとまるで映画のセットの中にいるかのような錯覚に襲われる。

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車好きな人にとってもキューバは非常にワクワクさせられる場所だ。

キューバに到着してまず驚くのは、クラシックカーの多さ。キューバ革命以前に輸入された角ばったフォルムのアメリカ車やソ連車が今も大量に現役で走っている(中身は既に相当比率、韓国&中国メーカーのものに置き換わってるらしい)。個人タクシーの多くがそんなクラシックカーなので、実際に乗る機会も多い。右側走行に自信がある人なら、クラシックなオープンカーをレンタルして自ら運転することも可能だ。


高級リゾートホテル立ち並ぶ白砂ビーチリゾート

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ハバナからバスで2時間ほどの場所にあるバラデロは、数多くのリゾートホテルが立ち並ぶ一大ビーチリゾート。その多くが欧州ホテル系列の4つ星・5つ星ホテルで、敷地内での飲食やアクティビティがすべて無料のオールインクルーシブとなっている。バラデロ空港にはカナダやヨーロッパからの直行便もあり、優雅な長期バカンスを過ごす人達で賑わっている。

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クルーザーもずらり!

他にも白砂の美しいビーチが広がるリゾートは各地に点在し、離島のリゾート開発も進んでいる。

ハワイやグアム、あるいは東南アジアのビーチリゾートともまた異なるカリビアンリゾート。ラムベースのカクテルを飲みながらバンドの生演奏に耳を傾け、穏やかなエメラルドグリーンの海を満喫──そんな楽しみ方ができるのもキューバならでは。


陽気でフレンドリーなキューバ人そして音楽とダンス

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街中で目が合うだけでにっこり微笑んで「オラ!」と声をかけてくれるキューバ人。アジア人を見かけると「チノ(女性の場合はチナ/中国人の意味)」と言ってくる人も多いが、キューバでは差別的な意味合いではなく、むしろ親しみこもった笑顔が向けられる。

そしてキューバといえばやはり音楽とダンス。タクシーや路線バスの車内でもリズミカルな音楽が大音量で流れ続け、慣れるまではびっくり。外国人観光客向けのレストランやバーにはバンド演奏が必ずあり、演奏に合わせて踊る人も。ダンス大好きキューバ人の見事な踊りを目にする機会も多く、公園では小さな子供までもがセクシーすぎるダンスを披露してくれる。ライブスポットやジャズバーなども多いので、夜も他の国から来た人やキューバ人たちと盛り上がれる。

「カーサ・パルティクラル」という、個人宅の一室が観光客向けに宿泊施設として開放されている民泊システムも普及しており、非常に快適かつ地元キューバ人とコミュニケーションする絶好の機会になっている。


驚くほどの治安のよさ

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中南米ということで治安に不安を感じる方もいるだろう。私もそうだったが、実際に行ってみて治安のよさに驚かされた。「子供連れでも安心して旅行できる数少ない国」──そう語る日本人にも出会ったが同感だ。観光大国でありながらそれほど観光ずれしていない点を魅力にあげる人もいる。外国人だらけの旧市街では、タクシーや土産物ショップから頻繁に声がかかるが、断ればさほどしつこく迫られることもなく、不快な思いをすることはほとんどない。

決して豊かな国ではないが、無料の医療・教育や食糧配給など、社会主義国ゆえのセーフティネットも充実しており、スラム化した場所もない。世界の中でも人種差別が非常に少ない国として、社会の平等さが国際的にも高く評価されている。そんな点も心地よく旅行できる理由のひとつかもしれない。


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キューバの楽しみ方はいろいろ。革命家チェ・ゲバラの足跡をたどる旅行者や、自然豊かな農村部を自転車でまわっているヨーロッパ人も多い。

一週間ほど時間がとれるならハバナ+もう1都市まわることもできるし、2週間あれば東西に長いキューバを横断し、最西端のバラコアまで足を伸ばすことも可能だ。当サイトでは、いろいろな方の旅行記も紹介してゆく予定なので、ぜひそれらも参考に、自分ならではの旅行をプランニングしてみてほしい。





記事作成日:/最終更新日:2015年04月17日

キューバの人気観光スポット

キューバ地図
イメージ画像:ハバナ旧市街

ハバナの旧市街を散策

時間が止まったかのようなコロニアル情緒たっぷりの旧市街が魅力のハバナ。1940年台のクラシックカーも現役で多数走っており旧市街には古い建物が建ち並ぶ。
イメージ画像:バラデロのリゾート

バラデロでビーチリゾート満喫

細長い半島全体がリゾートで、オールインクルーシブの大型高級リゾートホテルが並ぶキューバ最大のビーチリゾート。ハバナ市内からもツアーも組まれている。
イメージ画像:古都トリニダー

古都トリニダー

世界遺産にも登録された旧市街が人気のトリニダー。石畳の坂道を散策し疲れたらカフェで一休み、オレンジ色の屋根越しに夕陽を眺め、夜は音楽と踊りを・・・。。
イメージ画像:サンティアゴ・デ・キューバ

サンティアゴ・デ・キューバ

東部にあるキューバ第2の都市で、キューバ革命の発端となった場所など革命史跡も多い。海賊対策として17世紀に作られたモロ要塞は世界遺産にも登録された。

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