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キューバで民泊(カーサ・パルティクラル)初体験「カーサ・ヤラ」

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キューバでの宿泊は大きく分けて2種類。
ひとつはホテル、もうひとつは民泊(カーサ・パルティクラル)だ。

カーサ・パルティクラルとは、スペイン語で「個人の家」。
旅行者に貸し出すことができる部屋があるキューバ人が、政府公認のもと営業しているもの。民泊といっても部屋のクオリティとしては中級ホテル以上。宿泊料金は20~35CUC(2,500~4,375円)とホテルに比べリーズナブルで、別料金でオーナーさんが夕食や朝食を用意してくれる。

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↑家の前や扉に、青いこのマークが付いているのが政府公認の外国人を泊められるカーサ・パルティクラル。

ひとつのカーサで1~4部屋程度が多いが、それぞれエアコンやバス・トイレもついており、ベッドメイキングや清掃などもきれいに行われており、アメニティなどはないがタオルも用意されている。部屋はもちろん鍵もかかるので、ホテル宿泊と大差はない。実際、ハバナ旧市街あたりのカーサは、実際にはもう「民泊」という規模ではなく、マンションの他フロアや近隣ビルにも拡張して部屋数を増やしているところもある。また一戸建てを丸ごと借りれるところもあるらしい。

<メリットその1:お手頃価格>

キューバは観光大国で、ハバナにも他の都市にもゴージャスな5つ星&四つ星ホテルが多数建っている。一方で格安ホテルというのは少ない。そんな中、一泊20CUC(2,500円)~で、かなり広め&きれいな部屋に泊まれるカーサは魅力的だ。

<メリットその2:オーナー一家との交流>

料金に加え、オーナー一家と交流できるのも大きな魅力だろう。
英語ができるオーナーも多く、中には日本語が流暢なオーナーによるカーサもあるという。

ハバナでは旧市街内に集中している。
他にも海沿いや住宅地内などあちこちに点在しており、ガイドブック「地球の歩き方」でもいくつか紹介されているし、またトリップアドバイザーや、カーサ・パルティクラル専門仲介サイトを使うのもいいだろう。英語やスペイン語中心だが、口コミや写真も掲載されていて参考になる。

前置きが長くなったが、そんなわけで最初に泊まったのは「カーサ・ヤラ」というところ。

日本から専門仲介サイト「ホステルス・クラブ」を使って予約した。

ホステルス・クラブ

世界各国のホステル・B&Bホテル専用予約サイトで、キューバのカーサ・パルティクラルも多数登録されている。私も1~2泊目のカーサ・パルティクラルはここを通じて予約した。予約時には10%のデポジットをクレジットカードで支払う。

一応クレジットカードで仲介手数料と前金10%を支払っていたが、飛行機の便名を伝え「送迎をお願いできますか?」というコメントに対しての返事もなかったため、ちゃんと予約できているのかどうか不安な思いを抱えたままハバナに向かったのだが、ちゃんと「AKIKO WADA」という紙を持って、遅延した飛行機を一時間半以上待っていてくれた。しかもオーナーさんご自身が。

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とても陽気なカーサのオーナーは英語を話すことができる。それほど流暢ではないが逆にわかりやすい。
30分ほど走ってカーサに着くと、さらに明るい奥さんのヤラさんが、深夜にもかかわらず起きて待っていてくれた。

一泊25ユーロのところを予約していたのだが、たまたま同じ日に3人予約が入ってしまい小さな部屋になったため、値引きして20ユーロでいいという。

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部屋はこんな感じ。
壁にかかっているのはお二人の娘さんで、プロのサルサ&ベリーダンスのダンサー。翌日実物にもあったが、写真どおりの美しい女性だった。

テレビがなく質素な部屋ということだったが、私には十分すぎるほど。もちろん部屋にトイレ&シャワーも付いている。

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斜め前に幼稚園があり、朝方明るくなるとまず鳥のさえずりが賑やかすぎるほどに聞こえてきて、その後小さな子どもたちの楽しげな声に変わる。二面ある窓を開けると気持ちのいい風も吹き抜け、至福の空間だ。

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部屋を出ると、オーナーさんの居住空間でもある共有スペース。
キッチンがあり、ダイニングテーブル。あと一番奥にはチェアがふたつ置かれており、夜はオーナー夫妻がテレビを見ていた。

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蚊がいないのか、テラスに通じる扉も開け放しているので常に風が吹き抜けていた。

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本当に明るく気持ちのいい夫妻で、何かお願いすると満願の笑みで「もちろんOKよ」と対応してくれ、いろいろ教えてくれる。かといってしつこいこともなく、こちらの様子を見ながら適度な距離も保ってくれる。最初の2泊をここに選んだのは正解だったなと。

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自分以外に泊まっていたのは、メキシコ在住の米国人女性ふたり。
朝食時にお会いしたが、ハバナに数日滞在した後、トリニダーに向かうのだと話していた。スペイン語もぺらぺらな方なので、英語はあまり話さないオーナーの奥さんの話を通訳もしてくれた。

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彼女たちが宿泊した、一泊30CUCの部屋はこちら。
ひとつの部屋は緑色でコーディネートされている。

テレビも冷蔵庫もあり、内装もかなり立派だ。
私の部屋が質素だから値引きするといった理由がわかった。

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モスグリーンのカーテンがずっとはためいている。

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この写真をとったのは午後2時頃で、外は既にかなり気温あがっていたが、風がよく通る室内は冷房不要だ。

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隣の部屋も見せてもらうとこちらは真紅のベッドカバー。
カーテンや絵もそれにあわせてある。

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こちらの部屋にもテレビがついている。

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もし三人一部屋という場合には、これをエクストラベッドにするのだという。

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冷蔵庫付き。
開くと中に水や缶ビールが冷えていた。

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バスルーム。
緑コーディネートの部屋よりも広い。

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「どうだ、なかなかいいだろ」とオーナーご夫婦。
確かに素敵だ。

ダブルベッドで標準は二人だが、三人の場合にはエキストラベッドで対応。料金は二人までは30CUCだが、三人になると35CUC。5月から10月までのローシーズンはそれぞれ5CUC安くなる。

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朝食は別料金のところが多いが、ここは含まれている。
日替わりの搾りたてフレッシュジュースが美味しい。山盛りのカットフルーツは食べきれなかった。

このカーサは3年前に始めたばかりで、その前ご主人は海軍学校の教官をしていたとのこと。

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カーサ・ヤラの猫ちゃん。
まだ赤ちゃんらしく、お腹がすくとみゃーみゃー鳴く。尻尾がデフォルトで太めなのもチャーミングだった。

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ちなみに場所は、ハバナ旧市街と、高級ホテルが立ち並び日本大使館もあるミラマールの間あたり、コロン墓地のすぐ北にある。数ブロック北に歩くとバス乗り場があり、旧市街へもミラマールへもバス一本で行くことができる。周辺は緑も非常に多い住宅街になっており、観光スポットからは少し離れるが、また違ったハバナを体験するにはいい場所だと思う。

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何よりオーナー夫婦がとてもよかった。





記事作成日:/最終更新日:2016年03月22日

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