オビスポ通りにある外壁が淡いオレンジ色の建物がホテル・アンボス・ムンドス。ヘミングウェイが家を買うまでの間常宿にしていたホテルだ。
ここも一大観光スポットになっており、入口付近にいつも団体客が固まっていて入りにくかったのだが、この日はなぜか空いていた。
ヘミングウェイが長期滞在していたのは1930年代。
ホテル入ってすぐの場所はバーになっている。
あまりに暑かったのでまずは一杯。
こんな空いていることもあるんだなあ。
奥に進むとホテルのフロントとラウンジがある。
ヘミングウェイが滞在していた部屋が博物館として一般公開されているとのことだったので覗いてみることにした。レトロなエレベーターを操作しているのは、絶妙なトークで訪問客を笑わせる男性スタッフだった。
古いホテルだが、中は明るい塗装できれいだ(廊下狭いけど)。
突き当り手前が511号室。
突き当りにも部屋があるのだが、511号室の前は人が塊になっており、狭い通路で出入りがかなり大変そうだった。
宿泊客以外は2CUCの入場料が必要。
10時から17時までとあるが、私が訪れた時はたまたまスタッフが部屋を出ていたらしく鍵もかかっており、しばらく外で待たされた。
中央にはヘミングウェイが使っていたタイプライター。
そしてベッド。
テラスの外は賑やかな通りだ。
釣り好きだったヘミングウェイの釣り竿や、写真も展示されている。
ちょっと意外だったのは、かなり狭い部屋なこと。
市の中心地で、近くに行きつけのバーもあったので、ロケーション重視だったのかな。
スタッフが簡単なガイドもしてくれる。
写真はカジキマグロ釣り大会のヘミングウェイカップ。
カストロと一緒に写っている。
部屋数はそこそこあるけど、観光名所になっているし場所が非常に良いので予約はちょっと難しいのかな。でももし予約できたら、旧市街観光には絶好の宿泊場所だ。ルーフガーデンのレストラン&バーもあるそう。