旅行者でイスラーム地区に泊まる人はあまりいないかもしれないが、個人的にスーク・アタバ周辺が好きなので、いつかここに宿泊してみたいなあと思っているホテル。
場所はスーク・アタバ＆アタバ広場のすぐ近くで、アブデル・アズィーズ通りとムハンマド・アリ通りが交差した角のブロックのアブデル・アズィーズ通り沿い。
部屋は質素だが清潔。
外国人観光客はそんなには利用していないような話だった。
シングルは、風呂付で51ポンド、風呂なしで40ポンド、ダブルはそれぞれ70ポンドと55ポンド。すべて朝食付き。
テラスからは、すぐ下の通りの雑踏を見下ろすことができる。
スーク帰りで、大きな荷物を両手に抱えた人たちなど、エジプトらしい雰囲気も。
五階にあるレストランからの眺めもいい。
シタデル地区のムハンマドアリモスクなども見ることができた。
これは確か、特別に屋上にあげてもらった時の写真だと思う。
このあたりの、古い建物の屋上は、なんだかすごいことになっている。
不要品や、建材などをぼこぼこ屋上につみあげているせいか、どこか廃墟を思わせるような光景だ。
スーク・アタバは肉や野菜など食品の市場だが、それ以外にもこの一角から、観光客が多く集まるハン・ハリーリあたりまでは、入り組んだ路地の両脇にお店が立ち並び、場所によっては真鍮製品などいろいろ専門店が集まって並んでいて、散策していて本当にわくわくする。
アタバ広場の近くには、家電製品を売る店が並ぶエリアも。
最近は韓国・台湾製が台頭していて、日本製品はだんだん追いやられているようだが、昔はよく「なんちゃって日本製品」がたくさんあり、面白かった。
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