ピラミッド通りのお土産屋さん

写真ピラミッドから帰ってくる途中、
細い水路沿いに、また新しい高架道路を建設している現場があった。

次に来たときは、このあたりの風景もがらり変わっているのだろう。

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そしてピラミッド通りにたくさんある大きくてきれいなお土産屋さんに。
現地の旅行会社と提携していて、各国からの団体旅行者がバスで乗り付ける場所だ。

(個人旅行者がわざわざバスやタクシーを途中で降りて立ち寄ることはあまりない)

パピルスの製法を実演してくれる。

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このお店は、パピルスのフロアと、それ以外のフロアにわかれていた。

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アクセサリーは見ていても面白い。
というか、こういう店は高いだけなので、見ているだけで十分かもしれない。

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これは「スカラベ」という虫のペンダントヘッド。

日本では「ふんころがし」として知られていて、砂漠の中で動物の糞を後ろ脚で転がしながら移動している姿が、太陽を東から西へと動かしている太陽神に見立てられ、神聖視されていたんだとか。


って、糞は糞だろ!!!


と、見るたびに思っちゃうんだけどね。
糞を神聖な太陽に見立てちゃ失礼な気がするんだけどどうよ?

ルクソールにあるカルナック神殿には、巨大な(ちょいごきぶりちっくな)スカラベ像があり、その周りを7回まわると願い事が叶うとかいう話も。

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これは、カルトューシュ。

ルクソールなどで神殿めぐりをしていると、この台座付きの楕円形に囲まれたファラオ(王)や神々の名前をあちこりで見ることになる。

お土産としては、自分の名前をヒエログリフで入れてもらうものが大人気だ。
18金とシルバーがある。

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ツタンカーメンの黄金の財宝のレプリカもいろいろ。
この椅子は値札2,620ポンド(約5万2千円)になっていた。

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ちょっと面白いのは、チェス盤だ。
古代エジプトのファラオや王妃、あと犬の頭をもつアヌビス神などが駒になっている。

象嵌細工のもので、一方が古代エジプト編、もう一方が中世ヨーロッパ風になっているものなんかも別の場所で見かけた。

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ピラミッド通りでツアーバスが立ち寄る土産物店は、どうしても旅行会社へのコミッション支払いが結構大きいので価格的にあまりお勧めではないが、どんな土産物屋があるのかをざっくりチェックしておくっていう点ではいい場所かもしれない。