エジプト考古学博物館

写真カイロ市内に戻ってきて、考古学博物館へ。

ここ、一度くるとわかるけど、あまりにカオスな状態で驚く。
世界的にものすごい遺跡がごろごろ陳列されているところなんだけど、その陳列方法は、「●●町歴史博物館」とか並みだったり・・・。

うまく説明できないけど、
とにかくごちゃごちゃしていて、中学校とか小学校とかの理科室の木枠の標本陳列棚みたいなのに、貴重な遺物が大量に並んでいて、解説文の書かれた紙も黄ばんでしまっている・・・そんな感じ。

ツタンカーメンの財宝コーナーは最も人でにぎわっているが、黄金の厨子には天井近くの窓からの直射日光まで当たってしまっていて、素人ながらに「大丈夫なのか!?」と不安な気持ちに。

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ピラミッドエリアのすぐ横では、
新しい考古学博物館の建築が進んでいた。

日本からの借款も結構な額らしい。
それに期待しよう。

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博物館の前庭には池があり、パピルスとロータス(蓮)が植えられている。
それぞれ、下エジプト(下流のデルタ地帯)、上エジプト(上流のカイロからアスワンあたりまで)を象徴する植物だ。

神殿などの柱にもこの装飾がよく使われていて、上下エジプト統一を表すものとして、両方が束ねられたレリーフも、博物館の中では何度も目にする。

そして、盛りだくさんの一日は終わり、ホテルへ。

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明日は、ダンスの日だ♪
(自分はビデオ係だけど、子供たちがいっぱいいるので、片言のアラビア語を使えそうでうれしい)