ふたたび、7月26日通り沿いの「GAD」にやってきた。
ラマダーンの関係で、あまりちゃんとしたものを食べずに過ごしてしまっているので、一人でも勇気だしてちゃんとレストランに入ろうと。
ふたたび、7月26日通り沿いの「GAD」にやってきた。
ラマダーンの関係で、あまりちゃんとしたものを食べずに過ごしてしまっているので、一人でも勇気だしてちゃんとレストランに入ろうと。
イスラム地区にある「スルタン・ゴーリーの隊商宿」で、タンヌーラ(旋舞)ショーを観ることができるという。
週2回のみだが公的なところが主催のため(観光省とか文化省とかそんなのかな?)無料とのこと。
夜、タンヌーラを観にイスラム地区に行ったときの話。
「スルタン・ゴーリーの隊商宿ってこのあたりだよなあ」と見上げていると、モスクらしい建物の階段登った所にある入口に座っていた男性の一人が、慣れた手つきで手招きする。
カイロには、非常に古い建物が多い。日本だと丸の内周辺でもほとんど見かけなくなってしまった大正・昭和初期の建物のように、外壁や窓周辺などに凝った装飾を施した立派なものがたくさんある。
で、「やっぱ古い建物が残っている街っていいよなあ」と見てる分にはいいのだが、中も古い。
カイロ市内では、いたるところでこんなものを見かける。水飲み場だ。旅行者はミネラルウォーターを持ち歩いているのであまりお世話になることはないが、地元の人はよくこれを飲んでいる。
巨大なモスクが2つ並んで立つサラッディーン・アイユーブ広場あたりにくると、警察車両がたくさん止まっていた。ここも夜はものすごい混雑状態になるのかもしれない。
モスクの特徴のひとつでもある尖塔(ミナレット)。
実は国や時代によっていろいろな形があるのだが、ここエジプトのイスラーム地区では、さまざまな時代のミナレットを見ることができておもしろい。
夜、たまたま訪れたモスクで登らせてもらうことができたんだけど、中は狭いらせん階段になっている。上からの眺めは最高だ。
オスマン朝時代の建物がそのまま残るアンダースン博物館というのにも立ち寄ってみた。
イブン・トゥールーン・モスクに隣接している。
一年も住んでいたのに、結局ほとんど観光せずに過ごしてしまっていた。
今みたいに地下鉄もなく、タクシーをそんなに使えない学生の身分では、移動は人が鈴なりの路線バスを乗り継ぐ他なく、なかなか出かける気力がわかなかった。