オスマン朝時代の建物がそのまま残るアンダースン博物館というのにも立ち寄ってみた。
イブン・トゥールーン・モスクに隣接している。
入場料は30ポンド(600円)と高めだ。
博物館といっても、展示されている収蔵品はそんなにはなく、むしろ建物そのものと家具調度を見学するといった場所だった。
ガイドブックによると、もともとオスマン朝時代の邸宅を、英国人の美術収集家が手にいれ改築したんだとか。「オスマン朝時代の裕福な商人の暮らしぶりが偲ばれる」とある。
確かに収集物の展示もあるが、解説板などもあまりなく、そんなに興味ない人にはよくわからない感じだ。
これは隠し扉。
通路から見ると普通の棚だが、開くようになっている。
中には細い部屋があり、そこから大広間を見下ろすことができるようになっていた。
映画の世界にトリップしたようで、なかなか面白い。
ただ「ひとりでまわりたい」といったのにずっとついてきて最後にチップを要求するスタッフがいて(すべての観光客に誰かスタッフがついてまわっていたので、それが普通になっているみたい)、ちょっと気分的に面倒だった。
もともと入場料が30ポンドと高めで、特に説明受けたり写真撮ってもらったりもなかったので、チップは拒絶したけど。
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