エジプト旅行、特に個人で訪れた場合には必ず一度は食べるだろうというのが「コシャリ」。
勝手に「エジプト版吉野家の牛丼」と呼んでいるが、エジプトの代表的なファーストフードだ。
レストランのいちメニューというのではなく、コシャリ専門店が町中にはいくつもある。
日本でいうところのラーメン屋・牛丼屋的な感じだ。
アラビア語で書いてしまっているのでちょっとわかりにくいが、ガラス越しに店内をのぞくと、入口付近に大きな鍋が2つ並んで置かれていて、ひとつにはご飯、もうひとつには小さなマカロニが山盛りに入っている。
店内に入るとこんな感じ。
その場で器にご飯とマカロニをよそってくれ、トッピングを聞いてくる。
ソースは別皿に入れて渡されるので、食べる直前にかける。
自分好みの味を探そう!
トッピングには、
・揚げたスライスオニオン
・レンズ豆
がある。
またテーブルの上にはガラス製やアルミ製の細長いボトルが置かれている。ひとつが酢でもうひとつは辛いソース(シャッタ)だ。時々どかっとでてしまうので、念のためスプーンに慎重に注いでから少しずつかけて味を確認したほうがいい。
ちなみに大きなアルミのボトルには水が入っている。
コップもあるので自分で注いで飲んでいいのだが、ミネラルウォーターではないので、お腹心配な人はやめておこう。
コシャリ屋さんにつきもののデザート「ロズ・ビ・ラバン」
なぜかコシャリ屋さんには、「ロズ・ビ・ラバン」というどろどろっとした甘いライスプリンがある。牛乳苦手な人にはちょっとだめかもしれないが、興味ある人は注文してみよう。
テイクアウトもOK
コシャリのいいところは、テイクアウトも可能なこと。
ホテルに帰って食べたいという場合には、こんな容器に入れてくれ、フォークもつけてくれる。
シャッタは小さなビニール袋に入れてくれる場合が多い。
ただ暑い国で傷むのも早いので、ちゃんとその日のうちに食べよう。
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