画素数で表示はどのくらい違う?

画面キャプチャところで、17型を19型にして、物理的な表示面積が25%増えたとしても、それで、25%多くの情報を画面内に表示できるわけではない。

例えば、画面解像度を1024×768で同じにしていたら、画面内に表示できる情報量は同じだ。

ディスプレイでは、点の集合体で画面表示を行っているが、解像度とはそれをどれだけ細かく行えるかを点の数で示したもの。数が大きいほうが「きめ細かく」、情報もたくさん表示できる。

画面キャプチャ

ちなみに、今自分は12.1型のノートパソコンで作業をしているのだが、最大解像度は1024×768。同じ大きさのモニターで解像度をあげてゆけば、表示される情報量は増えるが、その分、目が悪い人には厳しいほど文字や画像が小さくなってゆく。(アプリケーションで拡大したりすることはもちろん可能)

画面内により多くの情報を表示しようと思えば、いっぱいいっぱいの「1024×768」に設定をすることになるが、エクセルなどで、どうしても端より右に表示されるものを見ようと思えば、いちいちスクロールをするしかない。あるいは、幅が1200ピクセルの写真を、縮小せずに見ようと思えば、それも右にスクロールして見ることになる。もし、1600×1200ピクセルのディスプレイを使っていれば、いちいちスクロールしなくても一覧できるのだ。

自分の場合、液晶買い替えの際の検討第一要素は、この最大画素数。


画素数が大きくなると見える世界がどのくらい広がるか

画素数の違いによって見える範囲が大きく変わるということを、簡単に写真で示してみたい。
(あくまで、表示可能な情報量が広がるという「イメージ」です)

下記は自分の作業机(ちょっと混沌としてるけど)。
最大解像度がかわることで、表示可能な情報量が広がるということをイメージするための一例として(あくまでイメージです)


1024×768でこのくらいまで見えていた範囲が・・・

写真

1280×1024だとぐいっと拡がって・・・

写真

1600×1200だとかなり見通しがよくなる感じ。

写真

実際、それまで「1024×768ピクセル」の画面で作業していた自分が、大型液晶ディスプレイを買って「1600×1200ピクセル」の画面で作業をするようになった時の感覚はこんな感じだった。

見通しがよくなって、広々した世界で作業をしている気がした。
今までなんて狭苦しい、ストレスフルな場所で働いていたんだろう・・・と。

(ま、でもその環境にもすぐ慣れちゃうんだけどね)