≪検討編≫「大型液晶」ノートパソコンに悩む

注:記事は2004年3月のものです

自分が現在メインで使っているのは、IBMのB5ノートパソコン「ThinkPad X23」だ。インターネット関連の仕事をしていて、自宅での作業がメインなのだが、外での打ち合わせや業務委託先での作業なども多く、ホットスポット(公衆無線LANスポット)でネットアクセスしてメールチェックや時に仕事までするというモバイルシーンも少なくない。

自宅には「サブ」としてDELLのデスクトップパソコン「DIMENSION4500C」もある。こちらは、ノートパソコンで作業をしながら、WEBで情報収集をしたり、音楽を聴いたり、テレビを見たりといった使い方になっている。

さて、最近の話。
ThinkPad X23は購入から2年がたち、今年度中に買換えようと2004年春モデルを真剣に見ていた。昨年末に登場したThinkPad X40が価格も手頃でスペック的にもいいなあ・・・と思って8割方、X40購入で気持ちが固まっていたのだが、2月の後半になり、軽量なのに大型液晶という機種がいくつか目にとまった。例えば、これだ。

パナソニックの「Let's note Y2」。
14.1型 SXGA+液晶で、1400×1050ドット。しかも重さは約1,499g。なんか嘘みたいなスペックだ。

普段、ブラウザを立上げ、エクセルを開き、DreamWeaver(WEBサイト制作ソフト)で作業をするといったことが多い。例えていうならば、狭くて資料がどっさり積み上げられた机の上で、本に雑誌、FAXやらメモやらを重ねて、その間のすごい狭い空間で書き物をしているような手狭さだ。広々としたL字型のシステムデスクで、ゆったりと整理整頓して仕事がしたい!自分にとって、1400×1050という数字は、そんな夢のシステムデスクに思えた。

発売を待って、さっそく実物を見に行ってきた。
確かに画面は広いし、表示できる情報量も抜群に多い。しかし問題がひとつ。画面が広すぎるのだ。これでは、スターバックスでさりげなくノートパソコンを開いて、さくっとメールチェックして・・・といった感じにはならない。目立ちすぎる気がする。「自宅で作業を快適に行う」「外出先で気軽に開いて作業する」は、まだ矛盾するのだ。

うーん。。。