縦に90度回転させる「ピボット機能」とは?

20060212_03用途にもよるが、パソコンで仕事をすることが多い人に絶対オススメなのが、ピボット機能。通常は横長のディスプレイを、90度回転させて縦長スタイルで使うことができるというものだ。

●回転させている様子はこちら

見たことないという人も多いと思うが、日本サムスンやDELLなどの液晶ディスプレイを中心に、ピボット機能搭載したモデルは多数でている。

●ピボット機能を搭載した液晶ディスプレイ一覧

じゃあ、どう「良い」のか?
実物を見れば一発で理解できる。

うちに遊びに来た友人達も、「わあぁ~っ!!」と必ず驚き、パソコンの前に座って操作しながら「いいなあ」を繰り返している。感動の理由は、21.3型という大きさよりむしろ、幅1200×縦1600ピクセルという「縦長」の便利さだ。

写真

↑まずは、管理人の雑記ブログ「WADA-blog(わだぶろぐ)」はこう見える。記事でいうと5つ分のダイジェストがひとつの画面内に収まっている。

これを、15型(1,024×768ピクセル)で見るとどうなるか?

写真

↑こんな感じ。
横幅はさほど問題ないが、高さが半分以下で、2本目の記事の「続きを読む」をクリックしようと思ったら、まずマウスカーソルを一番右のスクロールバーまで持っていって下にスライドさせ、そこからまた記事本文のほうにカーソルを移動してからクリックしなくてはいけなくなる。

長い記事を読む際にも、画面をスクロールする必要がある。
動かしている最中は、眼がチカチカするだろう。
文章が多いと、「あれ?どこまで読んだっけ?」とわからなくなることも。
スクロールバーと記事を行ったり来たりで、腕も目も疲れてくる。

写真

↑例えば、写真がいっぱいで長い記事の一例

写真

↑高さが1600ピクセルあればこの通り。
単に「疲れない」ということだけでなく、一連の写真や情報をひとつの画面で見ることで、より理解が深まることもある。画面ごとにぶちぶちと分断されてしまった画像や情報を頭の中で再構成しなくてもよく、アイディアがでやすくなったり、発見があったりなんてことも。

複数の製品の写真やスペックなどが並んでいるページでは、それをスクロールせずに本当の意味で一覧で見ることができるというのは非常に重要だ。EXCELで作業をしていても、同じ画面内に並んでいるために、その表の中の数値の異常な点だったり、関連性などに気づくこともある。

●ピボット機能を搭載した液晶ディスプレイ一覧


> 続く