レポート作成したまま、すっかり公開を忘れていた(前回の記事)。
サムスンの新液晶ディスプレイ「SyncMaster 215TW-R」の特徴は、「21型ワイド液晶/WSXGA+(1680×1050)」「スピーカー内蔵」「PIP(ピクチャーインピクチャー)機能」などで、主に「パソコン+テレビ」という使い方をする人向けのものだ。
自分も、外付けのTVチューナーをUSB接続して、デスクトップパソコンでテレビを見てることが多いが、液晶ディスプレイ本体に入力端子がついていて、ビデオやテレビなどと直接つなげられるようになっている。
これは本体背面の右側。
S-VIDEO端子と、お馴染み赤・白・黄のビデオ&音声入力端子が縦に並んでいる。
ビデオやテレビ、ビデオカメラで、頻繁に接続したりはずしたりするものなら、すぐに抜き差しできるこの場所のものを使うのが便利そう。自分のデジタルカメラも、台座とビデオ入力端子のあるディスプレイをつなぐことで、画像や映像をディスプレイに直接出力できる。その時にもここが使える。
本体背面の下部には、下向きにいろいろな入力端子が並んでいる。
右側は、「COMPONENT IN」。赤と白のワンセットは「AUDIO」とあるので音声の入力、その横の赤・青・緑は、PR, PB,Y 入力ポート」とある。自分の持っている機器で、これで接続するものはなさそうだけど、デジタルARENAの記事には、こんな風に書かれている。
本製品はたくさんの入力端子が用意され、PC入力はアナログ(ミニD-sub15ピン)とデジタル(DVI-D)の2系統、AV入力はコンポーネント(RCA:Y/Pb/Pr)、コンポジット、Sビデオと幅広く対応している。
背面の左側は、電源ボタンとPC接続用の端子。
アナログミニD-sub15ピンとデジタル、あと音声入力。
身体チェック完了!
確かにワイド。普通の4:3のバランスを見慣れてしまっていると、
横長のその姿がちょっと違和感ある。
すっきりしたスタイル。
一番低い高さにすれば、液晶ディスプレイの下部が台座にぴたっとくっつく。
厚みもこんなものだ。
なかなか便利で気持ちいいなあと思ったのがここ。
下の台座部分が丸くなっていて、ここが「回転式」になっている。
液晶ディスプレイの一画を持ってくるっとまわせば、軽々と回転する。
仕事場で使うなら、隣の席の人とかにディスプレイを見せるのに使うだろうし、うちだったら、少し離れたところからビデオを見たりするのに使う場合には、都度、角度を変える形になると思う。
ノートパソコンとワイヤレスキーボード&マウスを接続してみた。
自分は、普段もこんな風に、モバイル用の軽量小型ノートパソコンをメインマシーンにし、在宅時にはそれに大型液晶ディスプレイと外付けキーボード&マウスを取り付けて作業している。
じゃーん!
おお!始めてみる、自分のブログの
ワイド表示。
なんでこんなに高さがないかというと、Sleipnir上部でRSSを読んだりしているため(基本、縦長で使っているもので・・・)。
なかなか迫力あるなあ。
ただ、テレビでもそうだけど、やっぱ4:3のものをワイド表示すると、全体的にでぶってしまう。
デスクトップ背景に使ってるAIBOも、
なんかふてぶてしい表情になっちゃったし。
で、パソコン側の画面解像度で修正できるのかな?と見てみると、解像度は「1600×1200」になっている(注:普段は2年前に購入したサムスンの「SynkMaster213T(1600×1200)」を使っているため)。横に拡大してるのではなく、縦に少しつぶれている感じだ。
うーん、パソコン側の画面解像度がワイドに対応していなかったか。
これは、なにかデバイスを入れるとかソフトとかで、変更できるものなのか?
それとも無理?
このあたりの知識がない。
「でもきっと、サムスンの液晶ディスプレイ側で何かできそうだな」
ということで、画面下のボタンをチェック。
6つのボタンが並んでいる。
一番左が「MENU」ボタン。
ためしに(マニュアルも見んと)左の「MENU」から押してみることにした。
そうすると、外部入力方式の切替のようなものが現れた。おっしゃ、よさそげだ!
「MENU」ボタン隣の上下矢印ボタンとその隣の「ENTER」ぽいマークのついているボタン3つを使って動かしてゆくと、「ワイド」「4:3」切替がでてきた。「4:3」に変更して確定。
これでOK。「4:3」になった。
ただ両脇のスペースが使われなくなってしまって、せっかくのワイドがちょっともったいない。
自分の使っているパソコンは、3年前に購入したLet's Note R3で、液晶ディスプレイ10.5型のいわゆる軽量モバイルだ。テレパソ的用途は全く想定されていないし、当時はそもそも、ワイド液晶のパソコンは少なかったと思う(そもそも自分みたいに、ノートパソコンに大型液晶ディスプレイをつけて使うのは少数派かもしれない)
最近のパソコンで、デスクトップなどだったら、当然テレビ視聴も大きな用途のひとつになっているから、標準で「ワイド」に対応してるのかもしれない。
試しに、NECのデスクトップ新製品を見てみると・・・
デジタルディスプレイ:最大約1,677万色 (1,600×1,200ドット、1,680×1,050ドット、1,280×1,024ドット、1,024×768ドット、800×600ドット)
アナログディスプレイ:最大約1,677万色 (1,600×1,200ドット、1,280×1,024ドット、1,024×768ドット、800×600ドット)
ちゃんと「1,680×1,050ドット」がある。
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次に、自分がお気に入りの「縦表示(ピポット機能)」を使ってみよう。
同梱のCD-ROMに入っているソフトウェア「MagicRotation」を使えば、いちいち手動で切替をしなくても、ディスプレイを回転させるだけで、本体内蔵のセンサーが感知して、画面の縦横回転を自動で行ってくれる。
・・・のだが。
そのソフトを入れてしまうと、自分が普段使っているピボット機能のためのソフトとバッティングしてしまいそうだったので、今回は手動のままいくことにした。
まず先に、画面を90度回転させてしまおう。
・・・で、背後に回り込む。
上下スライドさせるには、まずこのピンを抜いておかないといけないらしい。
ピンを抜いてからよいっしょと持ち上げると、ちょっと硬かったけど、上にスライドした。
その状態で、ぐいっと90度回転。
完成!
特に「DVDを見るため」とかいうのではなく、パソコン作業効率のために大型液晶ディスプレイ購入を検討している人には、これだけは言っておきたい。
買うなら絶対、ピボット機能付き!!!
以前、「ピボット機能マンセー!」な長ったらしい記事を書いたので、詳しくはこっちをみてほしい。
それにしても、ピボット機能付きでスピーカー搭載ってのは新鮮。
サムスン大型液晶モニター「SyncMaster 215TW-R」(1)
サムスン大型液晶モニター「SyncMaster 215TW-R」(2)
サムスン大型液晶モニター「SyncMaster 215TW-R」(3)
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