サムスン大型液晶モニター「SyncMaster 215TW-R」(3)

写真モニターとして体験しておきたいことがもうひとつ。

テレビやビデオを直接つないで視聴し、さらにそれをちっちゃなウィンドウで表示させて「パソコンやりながらテレビ」なんて"ながら作業"。

今も、デスクトップのほうはTVチューナーつないで観ているけど、パソコンを立ち上げておかないと見れないのがちょっと面倒。友人から電話かかってきて「今、柴又写ってるから見てみそ!」とか教えてもらっても、XP起動最中に終わってしまうのだ。

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DVDプレイヤーとつないでみた。
液晶ディスプレイの画面下に、押すだけでパソコンとAV入力を切り替えるボタンがあり、一発で見れた(確かこの「SOURCE」ボタンだった気がする・・・)。

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「イスラムの敵に死と恥辱と屈辱を」

なんの映画の予告編だろう?

ちなみにうちのテレビは、ずっと前に購入したシャープ15型で、もちろんワイド画面ではない。やっぱ、映画とかちゃんとワイドで観ることができるといいなあ。

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とても鮮明だ。
パソコン用の液晶ディスプレイで映画を見ている感じは全くない。

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「アッラーに答える」

うーん、一体なんの映画なんだろう、これは?(→「グリッド」でした)
(ちなみにDVD自体はドラマ「24」で、収録されている映画の予告編を観ています)

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「テロは許さない」

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こっちは中世イギリスもの。

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「私が怖い?」(うん、怖い)

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「平和を保て」

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いつもと違う大きさ、しかもちゃんとワイドの画面で、画像も鮮明なディスプレイで映画の予告編を見たもので、ついつい嬉しくなって見続けてしまった。
 
 
が。
 
 
ちゃんと仕事もしなくては!という時には、
例の「PIP(ピクチャーインピクチャー)機能」の登場だ。

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電源ボタンの左隣に「PIP」と書かれたボタンがある。

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これで画面分割。
右側は、ドラマ「24」のワンシーン。左側はブラウザが立ち上がっている。

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ドラマ「24」がちょうど深夜の時間帯に差し掛かっているので暗いが、斜めから観るとこんな感じだ。

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「MENU」ボタンと矢印ボタンで操作すると、詳細設定ができる。
「サイズ」そして「ポジション」だ。

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パソコン出力部分とDVDの部分が、半々になっているのを変更してみる。

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こんな感じだ。
ドラマのシーンがちょっと暗くてわかりにくいかもしれないが、
画面の右下のほうに小さく表示されているのがDVD部分。

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「ポジション」変更をすれば、左上とかにも移動させられる。

一個だけ、自分の環境だと少し使いにくいなと思ったのは、PIPを利用するには画面を「ワイド」設定にしておかないといけないこと。自分のノートパソコンがサポートする表示モードだと、「4:3」を「ワイド」に引き伸ばす形になってしまって、ちょっと落ち着かない感じになる。

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次に、ビデオカメラにつないでみた。

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GWに購入したソニーのハイビジョンハンディカム「HDR-HC3」。今、お気に入りアイテムのひとつだ。画質が断然違って、素人がただ撮っているだけで、なにかNHKのドキュメンタリーみたいな感じになってしまうから不思議だ(いや、実際にはやっぱ素人映像なんだけどね)

映像を後から「静止画(写真)」に切り出しても非常にきれいなので、ある意味、デジカメをずっとシャッター切り続けているような感じでもある。

中国にも北海道にも持参して、鮮やかなハイビジョン映像でいろんなものをとりまくっている・・・のだが、残念なことに、うちのテレビがハイビジョン対応でもワイドでもない。

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なので、「SyncMaster 215TW-R」と接続して、ちゃんとワイド画面で見る!というのが、今回のトライアルのひとつの目的でもあった。よしよし、ちゃんとワイド表示♪

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これは、楽天人気ショップ「カニ市場」の加藤水産の工場を訪れた時の映像。
ズワイガニが迫力あります!

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ハイビジョンで観ているわけではないけど(普通モードにダウンコンバートして出力)、
それでもすごく鮮やか。

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こちらも、もちろん「PIP」で見ることができる。
ビデオを再生しながら、写真を切り出して、レポートを書くといった面倒なこともたまにやるので、これは結構便利だ。(ただ、自分自身のCPUを相当使うため、ずっと連続でやると、自分が熱暴走しちゃうんだけどね、この作業は・・・)

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↑クリックしてもらうと、映像部分が小さくしてもとっても鮮明なのがわかると思う。

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スピーカーの音量は、このボタンで調整。

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ヘッドフォン用出力端子も、前面についている。

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かなり駆け足になってしまったけど、サムスンが6月末に発売した大型液晶モニター「SyncMaster 215TW-R」の"お試し体験"は以上。せっかくのワイド液晶だったのに、パソコン側が対応してなくて(あるいは何か方法あったかもしれないんだけど自分がよくわからず)、ちゃんと使いこなすことはできなかったが、ひとつの液晶ディスプレイで、テレビ/ビデオ用途にもパソコン用途にも、両方とも妥協せずに使えるのは本当に便利だなあと思った。

もちろん、PCメーカーがだしている最近の個人向けデスクトップパソコンは、ほとんど「テレビ対応」になっていると思うけど、それだと、自分にとって"絶対条件"な「ピボット機能」がない。

自分自身は、2年前に購入した「SyncMaster 213T」がバリバリ健在で、まだしばらくはこれを使い続けると思うけど、次に買い換える時も、液晶ディスプレイは慎重に検討して探そうと思う。
 
 
サムスンダイレクト


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