「LCD-AD222XB」開梱&設置

20071229_10液晶モニタの購入はこれが2回目なのだが、昨年夏、サムスン製品をレビュー用に貸し出してもらったことがあり(これ)、また過去、ソニー製の液晶テレビを3、4回モニターさせてもらったことがあり(これとか)、液晶モニタの開梱の数だけは半端じゃなく多かったりする。


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22型ワイド液晶ディスプレイ(1680x1050)「LCD-AD222XB」
税込 42,560円(ポイント還元/法人・SOHO・個人事業者向け割引あり)
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(↑法人&個人事業者・SOHO登録してログインすると、価格.comの最安値ショップに並ぶような金額になるかも)
(あと使用後でも30日以内なら返品できるという嬉しいサービスあり)

今回は、届いた箱が薄くてちょっとびっくりした。

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本体とスタンドがとりはずせるようになっていた。

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これがスタンド部分。

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ここに本体をがちゃっとはめ込むだけ。
あまりにシンプルな作りで、拍子抜けしてしまった。

ただこれは、自分が前から使っているサムスンの「SyncMaster 213T」と違い、左右に首を振ることはできない構造だ(前後の角度は変えられる─チルト角は上20度/下5度)。ま、自分の場合、別に左右に動かすこと必要はないし、そんな重たいものでもないので(6.2kg)、必要な場合には、スタンドごと動かしてしまえばそれでいい。

スタンドがコンパクトなのは、机が狭くならないので嬉しい。

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アナログ・デジタル接続ケーブル各1本ずつがついている。
デジタル接続ケーブルは2.0m。私は「テレビ」としても使うので、リビングのテーブルから観る時用にもう少し長いものを購入したい。デジタルなら、別に長くても大丈夫なんだよね、確か。

「ioPLAZA」でも5.0mのが売られているけど、結構いい値段する。
今度秋葉原にいったら、リサイクルで手頃なものがないか、探してみたい。

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これがデジタル接続ケーブル。

地上デジタル放送などを視聴する場合には、確かこっちで接続しておかないと駄目とか書かれていた気がする。なので、アイ・オー・データ製「LCD-AD222XB」はデジタル接続ケーブルで、もう一台のサムスン製「SyncMaster 213T」はアナログ接続ケーブルでつないでいる。

あまり詳しくないんだけど、普通「マルチディスプレイ」にするためには、空いている拡張スロットにグラフィックスカードを増設する必要がある。

ITmedia Biz.ID:第1回 マルチディスプレイはこんなに便利!
ITmedia Biz.ID:第2回 5つのステップで構築するマルチディスプレイ環境
ITmedia Biz.ID:第3回 マルチディスプレイを活用する

で、自分もてっきりそれが必要かと思って、某SNSの日記にそんなことを書いたら、

#グラボは2系統出力できると思うので、たぶん増設いらないんぢゃ?
デジタル(DVI-I(HDCP対応))→新しいモニター
アナログ(ミニD-sub 15ピン)→今のモニター

えっ!?そうなの?
危なくグラボ(グラフィックボード)一緒に買うところだった。

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自分が使っているパソコンは、ソニーの「VAIO type R master」という、まさに“猫に小判”みたいなパソコン。グラフィックボードは「NVIDIA GeForce 7600 GT」で、確かにデジタルとアナログ、ふたつの端子がついている。

てっきり「どっちか」だと思い込んでいて、両方にさして2系統出力できるなんて知らなかった。

やってみたら・・・本当になんの問題もなく、単にディスプレイ買い足しただけで、マルチディスプレイになった。
いやー、余計なお金を使わなくてよかった。無知ってやっぱ危険。

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背面はすっきり。
ま、別に誰に見せるでもないので、どうでもいいけど。

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スピーカーもついている。
うちはVAIOに付属していた外付けスピーカーがあるので、これも別にあってもなくても・・・だ。
(VAIO用とMacBook用で2セットあるので、それをなんとかしたい気持ちはある)

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ケーブルの接続端子は、裏面真ん中あたりに下向きについている。
ヘッドフォンの端子だけが、前面から抜き差しできるよう、ディスプレイの下についている。

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初めて並べて置いた時の写真。
写真だと伝わりにくいかもしれないが、両方とも結構大きいので、なかなか圧迫感はある。

というか、電磁波飛びまくりで、体に悪そうな気も・・・。

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そして念願だった「地上デジタル放送」視聴だ!
これまでは、テレビ視聴のためのソフトを起動させようとすると、「ディスプレイが対応していません」というメッセージがでてそこまでだった。

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じゃーん!
なんと初めて見たデジタルハイビジョン番組は、ショップチャンネルだった(笑

そっか、yuuさんとかは、これを見ていろいろ買い物をしているのか。
実は自分、ネットの小さな動画でしか見たことなかったんだよね。

あまりの鮮やかさに、本当に見とれてしまった。
「通常のパソコン作業時に目が疲れるかな?」と思ったけど、キラキラ液晶にしておいてよかった。

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いや、本当にきれい!!!
数年前、うちにソニーの液晶テレビ「WEGA(ベガ)」がモニター用に数日間だけ来て、初めて色鮮やかなハイビジョン番組を観た時の感激を思い出してしまった。

自宅で体験!ハッピー<ベガ>&スゴ録:初めてのハッピー<ベガ>視聴

ただし、まったく問題がないわけではなかった。

最初接続した時、テレビ視聴ソフトが起動しなかったのだ。
理由は「TVチューナーが認識されていません」というもの。

いやいやそんな。最初から内蔵のものを買ってるんだぞ。
これはVAIO側の問題な気がしたので、VAIOサポートセンターに電話。

かなり丁寧に対応してくれ(ここのサポートはいつも親切で感じがいい)、ドライバをインストールしなおして無事成功。

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もうひとつの問題は、ピボット機能。
マルチディスプレイにすると、ピボット機能が使えなくなったのだ。

これは、ディスプレイドライバを削除してインストールしなおしたり、ピボット用のソフトを再度インストールしたりしていたら、いつの間にか直った。

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ひとつだけ今でも不便なのは、マルチディスプレイにした状態ではテレビを観ることができないことだ。これは、古いほうのディスプレイがHDCP規格に対応していないので、仕方がない。

テレビを見る時には、マルチディスプレイの設定を都度変えている。
そうなると、仕事しながら、画面の一角でテレビもつけておくためには、TVチューナー搭載の液晶モニタのほうがよかったわけだが、まあ欲をいってもキリがない。

いやいや、これはキリがない問題です。 そのうち何かの拍子に3ディスプレイ化してしまい しまいにはディスプレイが多すぎてニンゲンがついてけない!! ……という、結局ストレスから逃れるのは難しいのではないかと思うのです。本気で。

投稿者: PhotoPierre (2007/12/30 14:29:13)

↑これは管理人個人ブログの同じ記事にもらったコメント。
真実だなと思う。

荷物が増えたからといって、広くて収納も多いアパートに引越しをする。でも押入れなんてものは、スペースがあればその分だけ荷物も増えてゆくもの。いずれ広い収納でも収まりきらなくなる。まさにキリがない問題だ。

パソコンを高性能なものに変えてディスプレイを広くしていけば、間違いなく作業効率はあがるが、どこまでも作業効率をあげていった先には、「激しい肩こり」「眼精疲労」「不眠症」、そして高速で作業を長時間続けた結果「心身疲労」「ストレス」なんかが待っていたりする。

自分自身の基礎スペックは、正直もうこれ以上あげられないからね。
パフォーマンス重視しすぎると、別のところにひずみがくる。
(加齢による劣化は始まっているし、最近はバグも目立つ・・・)

PhotoPierreさんのコメントを胸に刻み、


「PC環境の改善はここで打ち止め」


にしようと思う。


あ、でもまだ17型以下のディスプレイ1台でストレス感じてる方には、「広い世界へ」をオススメ。
XGA(1,024×768)と、UXGA(1,600×1,200)では、
「見える世界」が本当にぐんと広がりますから♪



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