上海の入国審査では、機内で書いた「入国カード」と一緒にパスポートを提出。特に質問もなく、すぐパスポートが返ってきた。
成田空港を飛び立ったのがつい3時間前なので実感が今ひとつ沸かないが、中国語の表示ボードを見ると次第に心が浮き立ってくる。
人がわさわさ集まっている場所があったので、そこが出口かと思ったら・・・
「Baggage Inquiries」
荷物が見つからなかった人の問い合わせカウンターだ。
コンテナひとつ分、行方不明にでもなったのだろうか。
・・・うーん、なんとも不安にさせる風景だなあ。
でもありがたいことに、自分のバッグは無事。
今回は乗り継ぎが多い上、ウルムチ到着が割と遅い時間なので、「ロストバッゲージ」の事態だけは避けたい。
上海空港はなかなかにぎやか。
ここから国内線に乗り継いで西安に向かわなくてはいけないのだが、どこに行けばいいんだ?
到着したのは2階ロビーで、出発は3階だった。
国内線と国際線は同じフロア。
意外に空港内マップのようなものがなかったりするので、事前にガイドブックでちらっと見ておいたほうが戸惑わずに動けるかも。
なにせ広いんで・・・。
「Domestic(ドメスティック)」なんちゃらが国内。
そこのエアチャイナのチェックインカウンターに並び、荷物も預ける。
毎回荷物を受け取ったり預けたりしないといけないのは面倒だが、確実にちゃんと同じ飛行機に乗ってついてきてくれていることを確認できるのは安心だ。
上海での乗り継ぎ時間は2時間。
余裕もあり、かつ退屈もしない、まあちょうどいい時間だ。
少し早めだけど、特に買いたいものもないので、搭乗ゲート近くの待合室にすぐ行った。
海外で自動販売機を見る機会は意外に少ないのでちょっと新鮮。
よく見ると、KIRINの午後の紅茶とか、サントリーのウーロン茶とか、日本メーカーのものがほとんど。
給湯器もあちこちで見かける。
透明の細長いアクリル製・ガラス製のポットを持ち歩き、そこにお茶っぱを入れて、お湯を継ぎ足しながら飲んでいる人が中国にはたくさんいる。私もウルムチで売っていたら一個買おっかな。
お土産屋さんには、上海蟹(だよね?)がいっぱい。
食べたことないからわからないんだけど、上海蟹って小さいものなのか?
ほじくるの大変そうだなあ・・・という大きさだった。
そして、今度はバスで機体まで移動し、乗り込む。
このあたりまでは、まだ外国人観光客の姿も多かった。
機内食。
日本→上海では「ライス」を選んだので、今度は麺にしてみた。
これが失敗。
麺がかなりびっちりくっついてしまっていて、フォークで食べにくいのなんのって・・・。
上にのっている、お肉や野菜を炒めたものはおいしかったのだが、
あまりに食べにくくて、疲れてしまった。
教訓。
「機内食ではライスを選ぼう」
> 続く