シルクロード旅行情報館

シルクロード旅行情報館


Powered by
Movable Type

天池バスツアー(後編)

写真階段をのぼっていったところの右手に、レストランがあった。ツアーに昼食代金が含まれているようで、参加者はここでお昼をいただく。

遊覧船で一緒だった若い女性3人組と、恰幅のいい男性が一緒の丸テーブルになった。

男性は突然日本語で話しかけてきてびっくり。なんでも今はブラジルに住んでいて、久しぶりに中国に戻ってきたのだという。朝方以降、英語すらまったく通じない中で緊張しまくって動いていたので、たいした会話はしてないものの、妙~に感動してしまった。

写真

料理のほうは、「ライスかヌードルか」とだけ聞かれ「ライス」と答えたらこれがでてきた。

とにかく人参がやたら入っている炒飯だ。

写真

写真

その後、ガイドに「3時半にバス集合」と念を押され、自由行動に。
朝、ひとり遅刻状態になってしまったので、今度遅れるわけにはいかない・・・と、早めに天池湖畔を離れ、ミニバス乗り場近辺のお土産売り場で時間をつぶすことにした。

まだ、旅程が長い自分、民族衣装とかには全く興味なく、「見るだけ~」。

写真

いろいろ食べてみたいものもあったが、炒飯をたっぷり食べてしまったので、こちらも「見るだけ~」。やはり残せばよかったなと後悔しつつ。

写真

唯一興味がわいたのが、この「ナン」。
ウイグル族の主食で、かなりおいしいらしい。

写真

値段は一個5元。
まわりの人は、20元の羊肉湯(ヤンロンタン)とナンを注文し、スープにナンをつけながら食べたりしてるみたいだった。

写真

ナンは、その場で焼いていた。
まず生地を力強く練って、丸く広げてゆく。

写真

そして木製の型で、ぽんぽんぽんと模様をつけてゆく。

写真

そこに、ゴマをたっぷりつける。
ゴマは、油のようなものが加えられてどろどろっとしたものになっていた。

写真

それを、大きな丸くこんもりした台の上に乗っける。

写真

そして、縁を成型。

写真 写真

ちょっとよくわからなかったが、たぶん粉を上からつけていたんだと思う。

写真


そして、最後の台座ごと窯の中に入れて、勢いをつけて、窯内側の壁面にたたきつける。あの台はそのためのものだったみたいだ。

写真

そして、焼けたころを見計らって、二本の串で取り出す。

写真

焼きたてほくほくのナン!

写真

ずっと撮影していたらムショウに食べたくなって、買っちゃいました。
丸いままかと思ったら、その場で包丁で切ってくれた。

写真

油たっぷりで、ふわふわで香ばしく、ちょっと塩気もある味。
おいしい。

チャーハンも大量に食べていたのに、ついばくばくと食べてしまった。
残ったものを翌朝も食べたが、やはり焼き立てが一番♪

写真

帰りがけに、入口のパネルを見たら、温度10度になっていた。
そりゃ寒いはずだ。

その後、再びバスに乗って、砂漠地帯みたいな荒涼とした風景の中、ウルムチ市内に戻ってきた。

言葉はまったく通じなくてドキドキものだったけど(朝は一時どうなることかと焦りまくった)、それなりに楽しめた気がする天池ツアーだった。

> 続く

▲このページの一番上に戻る

作成 2007年10月21日 23:05  | 旅行記ウルムチその1編
次の記事 夜の解放南路で屋台体験
前の記事 天池バスツアー(前編)
トップページに戻る トップページに戻る