バス停を降りてぐるり見回してみたら「南部客◎站」と書かれている。
中国語の地図を見ながら動いていてよかった。
そうでなかったら、これがバスターミナルだとわからなかったと思う。
漢字読み取りができない欧米人は、かなり大変だろうなあ。
バスターミナル周辺の客引きを振り切って中に入ると、
鉄道駅と同じようなチケット売り場になっていた。
料金と時刻表。
今回、自分は20分に一本の便がでているトルファン行きを購入。
あっさり買えてうれしい。
料金は40元(約640円)で、出発は5分後だった。タイミングもばっちり♪
チケット買って、「さてどこから乗るのかな?」とあたりを見回していたら、後方の角、入り口入ってすぐ右あたりに、荷物のセキュリティチェックをする機械発見。どうやらそこが「ゲート」になっているようだ。空港並み。
セキュリティチェックして、乗客のみが待つロビーへ。
行き先ごとに列が決まっているみたいだ。
自分が乗るバスはすでに「搭乗開始」状態で、車体腹に荷物を入れることもできず、やむなく車内へ。運転手が、ありえないような押し込みで、座席上の棚に自分のキャリーバッグを押しこんだ。
・・・うーん、トルファンで自分、あの荷物を引き出すことができるんだろうか?
バス車内はこんな感じ。
日本の高速バスなどと比べると、狭い感じもするが、中はとってもきれいだ。
走り始めてすぐ、小さなバッグを抱えたまま居眠りしていたら、いきなり左腕にものすごい衝撃を受けた。
「なんの襲撃だ!?」
と目を覚ましたら、なんのことはない、キャリーバッグが落下して自分を直撃した。腕でよかった・・・もう少し落ちる角度が違っていたら、首やばかったんじゃないのか?
座席はこんな感じ。
長時間でもそんなつらくはない。
・・・が、それも2時間半だからだろう。
これが8時間とか12時間だったら結構こたえるだろうなあ。
ちなみに、後半の「ホータン→ウルムチ」は24時間だ。
耐えられるんだろうか?
窓の外では、なんとも荒涼とした風景が流れてゆく。
緑はほとんどなく、ごつごつした岩山や砂漠のような風景だ。
それが一転、緑の街路樹が連なる風景に。
オアシス都市、トルファンだ!
トルファンバスターミナル到着。
ここから、トルファン市内&周辺エリアの観光になります♪
>続く