葡萄棚に気をとられていたら、うっかり見逃していたかもしれない。ホテルというより、なにか行政機関か何かの入り口のようでもあるので。
ホテル前のスペースが妙に広いが、建物そのものは低層だ。
イスラム様式の建物は、本当に恰好いい!
ちょい高いけど、せっかくのトルファン。
少し贅沢しても、まっいいだろう。
ホテルの前にたどりついてびっくり。
バスターミナルで会って、ターミナル隣接の交通賓館というホテルと、一日ツアーを勧められたウイグル人にそこで再開してしまった。
日本語がかなり流暢なウイグル人。
今回中国に来てから日本語で話をしたのはそれが最初だったが(あ、いや天池で一回会ってた!)、基本的に、日本語を話す客引きだけはすぐ信用しないことにしているので、「ツアー参加することにしたら電話します」とツアーの値段と携帯電話番号だけ聞いて別れた。特に強引さもなかったし、一日しか余裕がなかったので、まあ他と比べて同等価格なら頼んでもいいかなと思いつつ。
ロビーで話をして、
翌日、条件付きで一日ツアーをお願いすることにした。
それは一人だったら高くつくので行かない。
だれかもうひとり参加するなら、折半240元(3600円)で、一日車チャーターして近郊の史跡などをまわるというもの。
「うーん、じゃあ誰か探す。きっと1人くらいいるよ」
「よろしく」
「9時半にロビーで待ち合わせね」
「1人だったら、9時半に来ても絶対行かないからね」
「わかったよ。きっと見つかるよ」
かなり夕方近かったので、「今から誰か捕まるかなあ・・・」と不安げなアブドッラー氏の後姿にちょっと同情しつつ、こっちもそんな金銭的余裕がないので仕方がない。ま、その分、明日どこかオプションでいろいろ追加提案されたら、そっちは乗っかればいいかな。
部屋はツイン。
そんなに新しいホテルということでもないようで、外観が見事だったので、つい中もイスラム様式かな?と期待してしまっていたのだが、割と普通だった。
ただ、オフシーズンということで、通常時580元の料金が200元(3000円)と大幅ディスカウント。大満足♪
インターネットの部屋接続はできず、ビジネスセンターで作業する形だ。
自分のパソコンをネットワークに接続させてもらうこともできた。
有料で、たしか30分か1時間で10元。
バスルームはこんな感じ。
バスタブもある。
アメニティもひととおりそろっている。
荷物を下ろし、お茶を飲んで一休みしたら、トルファン散策へ。
>続く