荷物も無事♪
白い荷札がいくつもくっついている。
西安空港も、3階が出発ロビーだ。
懐かしい!
この風景、目に焼き付いてるよ!!!(理由は後述)
が、単純にウキウキしていられないのが西安空港。
ここが自分にとって、今回の旅行の最初のプチ難関だった。
西安までのチケットは、国内の旅行代理店で購入していたので問題ないけど(といっても予約したのは4日前)、2日前にネットで購入した「西安─ウルムチ」は、「BizExpress(ビズエクスプレス)」という中国の会社が運営する日本語サイトを使ったこと、番号だけメールで届く「e-Ticket」だったこともあり、メールをプリントアウトしたものを握りしめ、
「本当にとれてるのかなあ・・・」
と一抹の不安。
なにせ西安空港は、自分にとってかなり縁起が悪い場所だ。
3年前、大学後輩のくろねこと一緒に旅行来た際には、ありえないほど長い“空港滞在時間”になった。
到着時は、いきなりのロストバッゲージ。
出発時は、ありえない「乗り遅れ」。
その時は、「ま、西安空港探索ができたからよかったとしよう」なんて笑い合っていたけど、ある意味その時の経験のおかげで、今回まったく迷わずに窓口に行けたりしたのはよかったかも。
これが、「e-Ticket」の番号などが記載されたメール文章のコピー。
チェックインカウンターではなく、入り口近くにあるインフォメーションデスクのようなところで確認をしてもらったら、大丈夫とのこと。よかった。
ところがその後がわからない。
そこでは何もチケットなどもらえず、スタッフは次のお客さんの対応をしている。
どうすりゃいいの?
カウンターに行って番号伝えればいいの?
それとも「e-Ticket」って最後まで紙チケットがないものなの?
聞いても、ただ「ウエイト(待て)」とのみ言われるので、ちょっと困惑していたら、「フォローミー(ついて来い)」と若い男性スタッフ。
ついていったら、空港の外にでて、ワゴン車に乗って、そのまま走りだした。
「一体どこへ?」
実は第一ターミナルと第二ターミナルが離れていて、第二ターミナルまで車で連れて行ってくれたのだった。時間もまだ余裕があったので、「巡回バスに乗って第二へ行け」でもよかったろうに、親切な人だ(中国語が全く話せない自分の語学力が危うげすぎたのかもしれないけど)。
帰りに西安空港でよく見たら、最初に自分が到着したのが第二で、連れて行かれたほうが第一だったらしい。この4つの航空会社の場合、第一ターミナル利用となる。ちなみに自分の「西安→ウルムチ」は南方航空(CZ)だった(帰国後追記)。
やや小ぶりなターミナル。
そして再び荷物を預ける。
ちゃんと紙のチケットも手に入ってひと安心。
これからは、この方法で旅先の国内格安航空券を買えばいいんだな♪と、ひとつまた勉強になった。
(「BizExpress」では、中国の国内線チケットが割引価格で購入できる)
お土産売り場や喫茶店もある。
西安は、どうやら「柿」の名産地らしい。
空港内の喫茶店は、どこもスタッフが熱心。
少し離れていたところから覗いているだけなのに、中国語で呼び込みをする。
(思ったよりコーヒーが高かったのでやめた)
こぶりなターミナルかと思ったが、実はセキュリティ通って搭乗ゲートのエリアに入ったら、お店もたくさんあってなかなか賑やか。西安までは、日本人や(メタボな)欧米人の観光客もたくさんいたけど、西安からさらに国内線に乗って西方へ飛ぶ観光客は少ないようで、まわりは中国人ばかりになっていった。
自分が時間つぶしするのはこっち。
フリーインターネットコーナー。
「wada」で検索したら、ちゃんと自分のブログ「WADA-blog」が検索結果に表示されたので、意味もなくうれしい(その後、パソコンをフリーズさせてしまい慌てた)。
ウルムチ行きの飛行機は北京時間17時29分。
北京より西なので、日没も少し早目のよう。
飛行機の中でサンセットを拝めるかな?
> 続く