日中はちりちり日焼けしそうな暑さだったが、夜はぐっと冷え込んだ。
クチャのあちこちで見かけた三輪トラック。
トラックというより、バイクの後ろに荷台をくっつけて人やモノを乗せられるようにした感じでもあり。
ここもやはり、歩道は広く中心部の通りはきれいに整備されているが、乾燥がすごいのか、全体的に埃っぽい感じもあって、トルファンとはまた違った街の雰囲気だ。
大きなホテルも結構ある。
この五一中路あたりから、天山路と並行するような形で長い歩行者専用のショッピング街がある。
新しいスポットのようで、とてもきれい。
特に食堂の数が多い。
中国全土いろいろな料理を掲げていて、入りやすそうな食堂も多く、旅行者にもありがたい場所だ。
自分が入ったのは「白家牛肉面」のお店。
メインの牛肉面以外、種類はそんなにない。
日本で言うところの「牛丼屋さん」みたいな存在なのかな。
大碗が3.5元、小碗が3元。
お肉を加えたものだと料金が高くなる。
最初に入り口入ってすぐのところにあるレジで食券を買う。
自分は、牛肉面と小菜を注文。
小菜はショーケースの中を見て自分で選ぶことができる。
土豆(じゃがいも)を細く切って、ラー油などで辛く味付けしたものを頼んだ。これ、なかなかおいしかった。簡単そうだから、日本に帰ったら作ってみたい。
牛肉面もおいしかった。
でもせっかくの機会だから、これからはまだ一度も食べてないものにしよう。
(牛肉面のお店が、本当にそれしかないということはこのとき初めて理解した)
ビリヤードが流行っているのだろうか?
トルファンでも見かけたが、あちこちにビリヤード台があり、男性ばかりだが遊んでいた。
ちらっと見た感じだと、うまい人が多い。
しかし、やっぱり雨が少ないんだろうなあ・・・外にビリヤード台を置けるなんて。
外にテーブルと椅子が並んでいる食堂も。
ちらっとメニュー見たら、かなり食べ物の種類もあるみたいだ。
そこからさらにてくてく。
石油賓館にしても交通賓館にしても、同じ名前のホテルが各町にあるのがちょっと不思議。
団結路。
クリーム色に塗られた新しいビルが建築途中だった。
窓の雰囲気からして、これもホテルかな?
そしてこちらも街のメインストリートらしい文化路。
宿泊先候補のひとつだった「●拉庫爾賓館」もあった。
明るいエリアで、ショッピング街も近いし、目の前には広い公園と巨大な商業施設があるので、いいかも。
公園の隣にある商業施設がこの「金橋超市」。
「超市」はスーパーマーケットのこと。
超市入り口と書かれたところを探し、エスカレーターで地下へ。
でかい!
旅先でスーパーを意味もなく歩くのが好きなので入ってみた。
鞄を持って入ってはいけなかったらしく注意を受け、コインロッカーにあずける。1元硬貨はそこにいた女性スタッフが交換してくれた(あとで戻ってくる)
ラー油だけでもかなりの種類がある。
調味料コーナーが一番面白かった。
こんなタイミングでなければ、いろいろ調味料とかをお土産に買って帰りたいんだけど、たぶん今、中国産の食べ物をもらっても、喜ぶ人少ないだろうなあ・・・。
ビールコーナーも充実。
広い中国だけあって、各地でビールが作られているみたいだ。
ウルムチやトルファンで、同じビールが2.5元だったり8元だったりして「ぼられたのか?」と思ったのだが、同じブランドで、普通のは2.5元、「純生」と書かれたものはここでも8元だった。その差だったのかもと納得できた。
> 続く