自分は旅行に来ているんだという実感がやっと湧いてきた。
機内食。
味付けは、香辛料がきいていておいしかったんだけど、にんじんは固く、玉ねぎは「生かよ!」という辛さだった。
ビールが飲みたいけど・・・ないみたい。
国内線だから?イスラム教徒も多いエリアだから?
ウルムチについたらホテルに行く途中でビールを買っていこう。
いや、そもそも、ホテルの名前はわかってるんだけど、地図を忘れた上に、住所を控えてくるのを忘れた。
人民路沿いだった記憶があるけど、どうやって行こうか?
リムジンバスで近くまで行けるかな?それともタクシー捕まえたほうがいいのか?
ただあまり中国元のキャッシュを持っていないので、
タクシーに乗ってしまうと、ビールが買えなくなる気がする・・・。
(空港でT/C両替できたらそうするけど、国際空港じゃないから、夜9時過ぎに両替できる場所はない気がする)
目的地が近づいてくると、少しずつそわそわした気持ちもわいてくるもの。
パソコン開いてこの記事の下書きを書いていたら、あっという間にウルムチについた。
時間は21時10分。まわりは真っ暗だ。
飛行機はこれでいったん終了。
明日からは、鉄道とバスの連続だ(お尻痛くなりそ~)。
なんだか全体的に暗めなウルムチ空港。
もう、この便が最終に近いのだろうか?
理由はよくわからないんだけど、果物を箱いっぱいにつめて預けていた人が多く、その段ボールがかなりへたっているのと、荷物扱いが荒かったらしく、あっちでもこっちでも、ざくろや柿などがぽろぽろこぼれていて、荷物の主が慌ててベルトコンベアの上に散らばった果物をかき集めている風景があった。
なんかのどかだ。
私のキャリーバッグも無事到着。
しかし、早くも埃まみれになっていた。お疲れ様~。
到着ゲートも全体的にちょっと暗め。
でも遅い時間にもかかわらず、かなりの人だった。
「タクシー?」と声がかかるのを断りながら、空港の外へ。
リムジンバスはどっからでてるんだろう?と思いながら少し周囲を歩いたがよくわからず、出口付近に止まっていたバスのところに戻ってきた。
運転席のところに黄色い看板があり、「紅山」「火車站」という行先と、「10元」という料金が書かれていた。もしかして、これがリムジンだったか?
「人民路(レンミンルー)?」
スタッフらしき女の子に聞いてみる。
看板を指さしながら「紅山(ホンシャン)にはいくので、そこからバスかタクシーで」・・・というようなことを答えてきた(中国語わからないので、適当な解釈です)
「OK」
乗り込んで、座席に座っていると別の女の子がまわってきて、チケット代10元を支払った。
前回の中国旅行のおつりだ。1元15円で計算すると150円。中国は移動と食べ物にお金がかからなくてうれしい。ホテルはものすごい勢いで高騰してるみたいだけど。
激しく揺れるバスの中からウルムチ市内をビデオ撮影。
そのまま大通りを走って市内へ。
遅い時間だったが、ホテルや百貨店などの看板がど派手なイルミネーションで、レストランも込み合っているようだ。漢字とアラビア文字が併記されているのも、とっても不思議な感じ。
紅山で下されたものの、やはりここから人民路への行き方がまったくわからず。
そもそも、ホテルが人民路沿いだったかどうかも不確定なんだけどね。
路線バスの行き先を見ていたが、地理勘がなく、方向違いのほうに行ってしまいそうな気もしたので、タクシーに乗った。ホテルの名前を見せたらすぐに「わかる」との返事。よかった♪
一泊目のホテルだけは、日本で予約しておいた。
到着が遅い時間だったので、まだ右も左もわからないウルムチ市内でホテル探しから始めるのは大変だったので。
使ったのは、航空チケットと同じ「BizExpress(ビズエクスプレス)」。
ホテルは「新融大厦」。
到着してびっくり。
でかっ!
>続く