そのため、ホテル一泊だけはさみ、計20時間以上の夜行列車という体力勝負な行程になってしまった・・・。
ウルムチ駅で、「クチャ→カシュガル」の夜行寝台チケットも買おうとして失敗。しかたなくクチャで買ったが、やはり一等寝台(軟臥)はもちろん二等寝台(硬臥)も「メイヨ(没有)」で、二等座席(硬臥)に。
出発は深夜2:33。
こんな時間帯にひとりでタクシー乗りたくないし、町中も23時すぎると人通りが少なくなるので、24時前には駅にきて、待合室にいるのが安全かな。しかし寒いよなあ。
うーん。
そして駅から向かったのは、バザール。
金曜日に最大のバザールが開かれるという民貿市場。
このあたりは前日に下見しておいたエリアなので、迷わずバスで行けた。
確かに前日とは比べ物にならないほどの人!
狭い所に、人を乗せた三輪の車(前に「バイクにリヤカー」と書いたけど違った)とかバイクとか荷車とかどんどん入り込んでくるので、もう大変。
これはビデオ撮影してるんだけど、液晶とか見ていたらひかれてしまうので、ただ手に持って動いているだけ(なんで画面はめちゃくちゃです)。
お肉の切り売りもしてるし、
反対側ではスカーフを売ってるし(どっかで自分も買って巻きたいな)
香辛料売っている屋台の手前には、
トカゲの開きの干物が洗面器いっぱいに入ってるし(薬?)、
もちろん食べ物屋台もたくさん。
これは、自分もよく買い食いしてる羊肉の串焼き、カオヤンロウ。
これはたぶん、羊の頭部かな。
むしって食べてる人を見たらおいしそうだったんだけど、確実にビデオが脂まみれになるので見るだけ・撮るだけ。。。
どこに行っても一番多いのは、この串物の屋台。
おでんネタみたいなものが多いんだけど、あと卵とかいろいろなものが串にささった状態で積まれていて、お客さんが「これ1本とあれ、あとそれ」など指示すると、その場で揚げたり焼いたりしてくれる。
胃もたれしそうなので、まだ食べていない。
いやー、確かに面白かった。
サイバーショットでも動画撮影してるので、あとで時間あったらYouTubeにアップしようと思う。
そこからバスの乗って、もう一ヶ所。
団結新橋周辺へ。
ここでは、1元を払ったら0.5元のおつりがきた。
終点までの距離が短くなると、0.5元になったりするのだろうか?
団結新橋は、かなり手前のほうから金曜日のバザールが広がっているようで、前日と同じ場所とは思えないほどの混雑振り。
ここも前日下見済み。
人や車はもちろん、荷物やお客さんを乗せて一生懸命歩いているロバや馬の姿も結構あった。
ロバって、いつ見てもかわいそうな目をした動物だよなあ。
衣料品を売っている通りは女性でいっぱい。
この人混みに突っ込んでいくのは、なんか勇気いるなあ・・・。
入ってみたら、ものすごい混んでいたのは入口付近だけで、中は「七夕祭りかよ!」状態にぶらさがったタイツ。私がこっちに来てからの一週間でもぐんぐん寒くなっているので、防寒用品を買い求めている人がたくさん。
私も、分厚いタイツをトルファンで買ったが、かなり暖かい。
大量の屋台や露地売りが一挙にでてきているので、
荷物を運ぶ輸送手段も必要。
前日、散歩中の年寄りが数人いただけの河原は・・・
駐車場ならぬ「駐“馬”場」になっていた。
けっこう遠くの村などからも来ているのかもしれない。
橋の上は、こちらも人とバイクと馬車と、さらにバスまで入ってきて大変なことに。さすがにこの状態でビデオ撮影をしてるのは自殺行為なので、橋の欄干近くに場所を確保して、そこからズーム撮影。
どう考えても、バスは金曜日だけ迂回させるべきだよなあ・・・。
どうしてけが人がでないのか不思議なほどだ。
いや、毎回いっぱいでているのかもしれないけど。
人混みに体力を奪われて、ちょっと裏のほうに行ってみると、
そこは石畳の通り。
レンガで造った家が並び、本当に静か。
すれ違うウイグル人が、「あら、観光客が入り込んでるよ」というまなざしでこっちを見るので、にっこり会釈すると笑い返してくれる。
で、そんな通りからバザールが開かれている通りにでてきてびっくり。
鶏と鳩!
鳥インフルエンザが怖いので、極力このエリアで近づかないよう気をつけていたのに、いきなり鶏だらけの場所に飛び込んでしまった。。。
慌てて退散。
(でも写真だけは撮る人・・・)
> 続く