砂鍋は、鍋なんだけど一人分ずつになっているもの。
お肉も野菜も一緒に食べられて、単身旅行者にはありがたい存在だ。
鶏・牛・羊のほか、豆腐だったりきのこだったりじゃがいもだったりと、肉以外をメインにしたものもある。値段は5元(約75円)~高いものでも8元(約120円)。
私は、さっぱり「鶏肉砂鍋」にしてみた。
ところが、「これ」と指差すと、お店の女性が何か聞いてくる。わからないといっても何度も質問を繰り返す。困ったなあ・・・なんだろう?と思っていたら、相手はふと気づいたように机の上にあった、辛い調味料が入った器をあけ、それを入れるジェスチャーをする。
どうやら、最初から辛くしておくかどうか?という質問らしい。
いやいや、それはなしで。
あとで「辛くしますか?」「辛くしないでください」という中国語を勉強しておこう。
ぶつ切りの鶏に、しらたきのようなもの高野豆腐を細長くしたようなもの、あと野菜や豆腐などいろいろ。韓国のサムゲタンを思い出す。
鶏のだしもよくでていて、体も温まり、おいしかった。
天山路渡って反対側には、大きな超市(スーパーマーケット)がある。
一階は、携帯電話などが売られていた。
食料品などのフロアへ。
ここも、荷物をコインロッカーに預けてから入らないといけない。
(入り口のところにスタッフがいる)
このコインロッカーは面白く、荷物を入れて扉を閉めると、バーコードがプリントされた紙がでてくる。荷物を取り出すときには、それを読み取りのところにかざす。これで開く仕組みだ。
・・・が、自分の前にいた女性は、なかなかそのバーコード読み取りがうまくいかず苦戦していた。ちょっと不安だなあ~。
なかは広い!
食料品や、バス・トイレ用品などの生活雑貨、シャンプー、下着やマフラー・手袋など、とにかくいろいろなものが広いフロアにぎっしり。特に中国が広い国土のためか、いろいろな民族が混じって暮らしているからなのか、食料品コーナーの商品のバリエーションは、日本以上な気がする。単に珍しいものがたくさんあるからそう感じるだけかもしれないけど。。。
「もし旅行スケジュールが終盤に差し掛かっていたら、あれもこれも買っちゃうだろうな・・・」
と思いながら、“店内観光”満喫。
> 続く