夕暮れ時のモスク周辺はとても心落ち着くので、足休めかねて、モスク前の広場でしばらくまったりすることにした。
白い鳩がたくさんいた。
記念撮影用の“脇役”としてのミッションもかかえているようで、カメラマンが、被写体の子供にはとの鳩のえさを持たせ、白い鳩をたくさん集めてから撮影をしている風景もあった。
広場の一角にあるレストラン。
場所的にちょっと割高っぽいけど、せっかくなので入ってみることにした。
やっぱ、高!
でも店内の雰囲気はやはりよく、観光客中心に結構な人が入っていた。
食べたのはこれ。
平たい麺の上にごろごろと肉や野菜がのっかっている。
寺院や広場を見下ろしながら食べられるのでGOOD。
そして日没。
窓ガラスにも夕焼けが映し出され、町全体が赤く染まってゆく。
北京時間8時頃、日が沈み、夕方の礼拝の時間となり、モスクのミナレット(尖塔)からは、「アッラーフ・アクバル」で始まるアザーン(礼拝を呼びかける声)が響き渡った。
めちゃめちゃ懐かしい!
エジプトにいた時には、生活の中でずっとこのアザーンを聞き続けてきた。夜明けのアザーンも日没時のアザーン・・・。イスラム教じゃない自分でも、聞いているだけですごく気持ちよくなってしまう理由ってなんなんだろう。
広場周辺にいた人たちが、
足早にも少ないに吸い込まれていった。
日が沈んだかと思うと、すぐ暗くなってしまう。
そして、ぐんぐん寒くなってくる。
カシュガルは本当に冷え込む。
人民公園や、その反対側にある行政府の建物(たしか)は、いろいろライトアップされていてきれい。
なにやらにぎやかな音楽が聞こえてくる。
よく見ると、結婚式のデコレーションカー。
新郎新婦が乗っている車の前には、軽トラックに太鼓などのミニ楽隊が乗っていて、演奏をしている。
そんな賑やかな結婚式車が、何組か、人民路をいったりきたりしていた。
週末ならではの風景だった。
> 続く