見た目は確かにすごく豪華。
でも、うーん。
どのあたりがどう「豪華」なのかよくわからなかった。
きっと先に「普通」を体験していたら、この快適さを実感できたのだろう。
確かに、椅子はクッションもきいていて、リクライニングもして、座り心地悪くない。
深夜バスが「満席」でとれなかったのだが、このバスはそんなに混んでいなかった。
前方のほうにいた男性陣は、なぜかみな同じ文様の四角い帽子をかぶっていた。
(ホータンについてわかったのだが、ホータン市内では圧倒的にこの文様の帽子の人が多かった)
さようなら、カシュガル。
またいつか、ここまで来る時があるのかなあ。
カシュガル市内の南方にある川。
バスチケット入手で時間をとられなかったら、日中ここを散策しようと思っていたのになあ。残念。
そして、緑茂るオアシス都市、カシュガルを抜けて、
近くのバスターミナルをいくつか抜けて、
低い草木が生えているエリアや、
小刀が名産らしい、かなり派手派手な街を抜けて、
2時間毎くらいに、バスターミナルでトイレ休憩をとり、バスは南東に進んでいった。
砂漠地帯に突入したあたりから、どんどんしんどくなってきた。
すごいはずむんだな、これが!!!
舗装されている道路を走っているんだけど、かなりでこぼこ状態みたいで、はずむはずむ!
もしかしたら、最後部の席に座っていた自分が悪いのかもしれないけど、とても中で仮眠をとる状態ではない。途中から、前の座席背面についている手すりをつかまっていないと、お尻が痛くなるほど。
10か所以上だと思うけど、道路部分の補修工事が行われていて(道路を部分的に橋にして、下に季節によってできる川を通す工事のようだった)、その時には舗装道路をはずれたう回路をぐるっとまわることになり、そこでも震動が激しかった。
かと思ったら、砂漠の中に突然バルーン。
道路工事の完成かなにかを祝う式が行われたのか、これから行われるか・・・ということみたい。
出席する来賓の人も大変だなあ。
途中、いくつもの町を通り過ぎたのだが、
そんなに広くない町でも、中心部はかなりきれいに整備されていて、大きなロータリーというか広場があるところも。
川も時々越えた。
そうして、和田(ホータン)にたどりついたのは夜かなり遅い時間。
中学生の時、地図帳の中で見つけて以来、「どんな街なんだろう」とずっと気になっていた和田(ホータン)。
やっと来たぜ♪
> 続く