シルクロード旅行情報館

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和田の街中散策(2)

写真タクラマカン砂漠の南端にある町、和田(ホータン)。長距離バスで来るしかないので、シルクロード旅行の行程に入れるかどうか、悩み人も多そうだ。

自分の場合、苗字が同じ「和田」ということで、子供の頃から気になっていた街なので、「和田に行く」は最初から決定事項だった。

特別「この観光スポットに行きたい」というものがあったわけではなく、単純に「和田」という街に興味があったので、地図片手にぶらぶら散策を楽しんだ。

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これは、あちこちで見かけた涼粉(リャンフェン)の屋台(たぶん)
ところてんというか、味のないこんにゃくというか、そんな食感のぷるぷるしたものを切って、そこにすっぱ辛いタレなどを何種類かかけて食べる。

ガイドブックによると、材料は緑豆のでんぷんとのこと。

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ここは、バザールの北側出口を少し東に行った場所にある公園。
入ろうとしたら、入り口に机と椅子を並べて座っていた子連れ男性に呼び止められ、入場料(たしか1元程度)をとられた。その後ふたり入ってきた観光客じゃない人たちも「ええっ~、入場料必要なの!?」的なことを言いながら支払っていたので安心したが、珍しい。

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入場料払って普通の公園だったらちょいがっかりなんだけど、入るや否や、こんなの(七面鳥?)が闊歩していた。

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遊具がある場所では、若いお母さん達と子供たち。
日本同様「公園デビューの緊張」とかあったりするのかな。

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ビデオに興味津々の目を向けてきたので、
お約束の「液晶パネル反転」。

いっきに食いついてきた。

ここ和田は、ウイグル族の比率が非常に高い。
子供たちも、音のことはウイグル族特有の四角い帽子をかぶっていて、かわいかった。

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くじゃくも!

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この公園、気をつけないといけないのは、至る所でスプリンクラーによる放水を行っていること。その勢いもすごいので、ビデオ撮りながら油断して歩いていたりすると、いきなり背後から放水攻撃を浴びることに。

乾燥している街では、公園維持も大変だ。
1元くらいで文句を言ってはいけない。

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七面鳥はいいとして、こんな街中の(さほど広くない)公園で、馬も放し飼いかよ!

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いいのか?
芝生をむしゃむしゃ食ってるぞ・・・。

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再び交差点に戻り、人民東路を少しだけ東に行ったところにあるのが、長いバザールがある「加買路」。

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バザールということで、ごみごみした通りを想像して行ったら、すごくきれいでお洒落な通り。
夜は震えるほど冷え込むこの街も、日が照っている時間帯は暖かい。

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スパイシーな香りは、こんなお店から。

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自転車もたくさん売られていた。

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途中で見かけた、魚料理のレストラン。
一瞬、入ってみようかと思ったものの、店内の様子がよく見えなかったので断念。

こういう時に、躊躇せず入っていけるようにならなくちゃな。

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のんびりした通り。
建物も趣がある。

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ただ静かではなく、金物屋さんからは、トンテンカンテン騒音が響いてくる。
そんな音も含め、歩いているだけで楽しくなる。

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モスクも多かった。
ここはバザール内にあった、大きなモスク。

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作りがすごい!

このモスクを撮影していたら、近くで遊んでいた子供たちが近づいてきた。

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この子達。

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きゃー、僕が写ってるよ~!と大喜び。
この後、巻き戻し&再生をしていたら、回りの大人たちも集まってきた。

このハイビジョン撮影できるビデオカメラには、
どうやら強力な集客力があるようだ。

重たい荷物だけど、持ってきてよかった。

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子供たちの後ろに見えるのは、茹でた?蒸した?かぼちゃを売っている屋台。

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甘くておいしそう~。
食べるのはちょっと控えたけど。

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バザール横では、かなり広い土地ががれきの山になって、大きな建物が建つらしい。
他の街同様、きっと来年再来年、3年後、5年後に来たら、この風景もがらりと変わっているのかもしれない。

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バザールの脇道を除いてみると、
そこにはさらにのんびりした風景が延びていた。

舗装されていない並木道。
砂埃が舞い上がっていた。

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かなり歩いたところでたどり着いた大通り。
ここで、地毯厂行きの10路のバスに乗り、和田玉のある河原へ!

> 続く

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作成 2007年10月30日 23:10  | 旅行記ホータン編
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