自分の場合、苗字が同じ「和田」ということで、子供の頃から気になっていた街なので、「和田に行く」は最初から決定事項だった。
特別「この観光スポットに行きたい」というものがあったわけではなく、単純に「和田」という街に興味があったので、地図片手にぶらぶら散策を楽しんだ。
これは、あちこちで見かけた涼粉(リャンフェン)の屋台(たぶん)
ところてんというか、味のないこんにゃくというか、そんな食感のぷるぷるしたものを切って、そこにすっぱ辛いタレなどを何種類かかけて食べる。
ガイドブックによると、材料は緑豆のでんぷんとのこと。
ここは、バザールの北側出口を少し東に行った場所にある公園。
入ろうとしたら、入り口に机と椅子を並べて座っていた子連れ男性に呼び止められ、入場料(たしか1元程度)をとられた。その後ふたり入ってきた観光客じゃない人たちも「ええっ~、入場料必要なの!?」的なことを言いながら支払っていたので安心したが、珍しい。
入場料払って普通の公園だったらちょいがっかりなんだけど、入るや否や、こんなの(七面鳥?)が闊歩していた。
遊具がある場所では、若いお母さん達と子供たち。
日本同様「公園デビューの緊張」とかあったりするのかな。
ビデオに興味津々の目を向けてきたので、
お約束の「液晶パネル反転」。
いっきに食いついてきた。
ここ和田は、ウイグル族の比率が非常に高い。
子供たちも、音のことはウイグル族特有の四角い帽子をかぶっていて、かわいかった。
くじゃくも!
この公園、気をつけないといけないのは、至る所でスプリンクラーによる放水を行っていること。その勢いもすごいので、ビデオ撮りながら油断して歩いていたりすると、いきなり背後から放水攻撃を浴びることに。
乾燥している街では、公園維持も大変だ。
1元くらいで文句を言ってはいけない。
七面鳥はいいとして、こんな街中の(さほど広くない)公園で、馬も放し飼いかよ!
いいのか?
芝生をむしゃむしゃ食ってるぞ・・・。
再び交差点に戻り、人民東路を少しだけ東に行ったところにあるのが、長いバザールがある「加買路」。
バザールということで、ごみごみした通りを想像して行ったら、すごくきれいでお洒落な通り。
夜は震えるほど冷え込むこの街も、日が照っている時間帯は暖かい。
スパイシーな香りは、こんなお店から。
自転車もたくさん売られていた。
途中で見かけた、魚料理のレストラン。
一瞬、入ってみようかと思ったものの、店内の様子がよく見えなかったので断念。
こういう時に、躊躇せず入っていけるようにならなくちゃな。
のんびりした通り。
建物も趣がある。
ただ静かではなく、金物屋さんからは、トンテンカンテン騒音が響いてくる。
そんな音も含め、歩いているだけで楽しくなる。
モスクも多かった。
ここはバザール内にあった、大きなモスク。
作りがすごい!
このモスクを撮影していたら、近くで遊んでいた子供たちが近づいてきた。
この子達。
きゃー、僕が写ってるよ~!と大喜び。
この後、巻き戻し&再生をしていたら、回りの大人たちも集まってきた。
このハイビジョン撮影できるビデオカメラには、
どうやら強力な集客力があるようだ。
重たい荷物だけど、持ってきてよかった。
子供たちの後ろに見えるのは、茹でた?蒸した?かぼちゃを売っている屋台。
甘くておいしそう~。
食べるのはちょっと控えたけど。
バザール横では、かなり広い土地ががれきの山になって、大きな建物が建つらしい。
他の街同様、きっと来年再来年、3年後、5年後に来たら、この風景もがらりと変わっているのかもしれない。
バザールの脇道を除いてみると、
そこにはさらにのんびりした風景が延びていた。
舗装されていない並木道。
砂埃が舞い上がっていた。
かなり歩いたところでたどり着いた大通り。
ここで、地毯厂行きの10路のバスに乗り、和田玉のある河原へ!
> 続く