北京西路沿いで、「中国郵政」と書かれた大きなビルの前のバス停で降りるとすぐ近くだ。
場所は間違えようもなく一発でたどり着いたのだが、中に入ろうとすると、館員らしき女性が「まもなく閉館なので、15時半頃にもう一度来るように」と英語でいう。観光客向けの施設でも、英語がばっちり通じる人は珍しく、ありがたい(対応もすごく丁寧だったし)。
午前の部閉館時間まではあと10分ちょっとあったのだが「ここは一階と二階があるので、まわりきれないだろう」という女性のアドバイスにしたがうことにした。
女性はもうひとつアドバイスしてくれた。
「15時半じゃなく・・・15時45分頃にきたほうがいいかも」
おいおい、今から遅刻するかも宣言?
ま、いいけど(笑
寝台バスの中用の食料を買い込んだり、中国で最初の「喫茶店体験」などをして、アドバイスどおり15時40分過ぎに再びやってきた。
かなり新しい博物館のようで、中も割と広い。
が、特に考古学などに深い興味を持っているわけではない、ただの観光客だったら、30分~1時間もあれば、一階と二階をひととおり見終わると思う。自分はバスの出発時間もあったので、超特急で、30分で全部まわった。
なかなか面白い。
ウイグル族の民族衣装や食べ物、漢方薬など、「今」のものもいろいろ展示されている。
ナンを作る道具などもある。
中国の歴史年表などもあるので、昔勉強した中国の王朝の名前やシルクロードの民族興亡の歴史を思い出したりも。
そういえば、中国旅行の前に、もう一度歴史を復習しておこうと思ったのに、すっかりそんな余裕ないまま成田空港をでてしまったなあ、とも。まあ、これはいつものことなんだけどね。
> 続く