遠いというか、一日の間に飛行機3回も乗り降りしたのは生まれて初めて。
08:50 成田発
10:55 上海着12:55 上海発
15:25 西安着17:55 西安発
21:25 ウルムチ到着
成田8:50発だったので、前日に参加していたイベントは適当なところで切り上げ、家に戻って荷造り。
直前まで悩んだんだけど、今回「地球の歩き方オリジナル」の、バックパックにもなるソフトキャリーバッグを持ってきた。
荷物そのものは、デイパックひとつでもなんとか入りそうなんだけど、PCやビデオカメラなど重たいものが多いので、腰を痛めないための用心だ。
ああ・・・、パソコンもビデオも持たず、カメラとガイドブック、それに小さなタオルと歯ブラシだけ持って身軽な旅行していた頃が懐かしい。
女性スタッフが、便名を書いた紙で誘導しているのだが、矢印の向き先がどうみても「空港の外」。
「???」
一瞬戸惑ったが、成田空港第二エアーターミナルは工事中で、カウンターは空港建物出口付近に作られた仮設のところだった。
今日最初のチェックイン。
荷物よ、無事ウルムチまでたどり着いてくれ!
一人旅行。
普段、誰か旅なれた人と一緒だと100%頼りまくるタイプなので、今回はちゃんと時間前倒しで動こう!と決めている。
過去海外で飛行機を逃したことが2度もある。
一回はエジプトのカイロから東京に戻ってくる時で、これは自分のせいではない(たぶん)。
二度目は2004年に中国旅行した時で、西安から上海行きの飛行機に「寝坊と朝の渋滞」で乗り遅れた。
「空港へは2時間前到着でチェックイン」
「1時間前にはセキュリティチェック通って搭乗ゲートエリアへ」
「15分前には搭乗ゲートが見えるあたりに待機」
を心がけたい。
朝早いので、出国審査もがらがら。
新婚旅行?的なカップルも何組か。
朝早めの便ってそうなんだろうか?
(単にカップルの姿が目につくだけ?)
今回、初めて海外旅行用の保険に入ってみた。
掛け金6,000円。
今回は日数も多く、紛失・盗難にあうと少々痛いデジタル製品をじゃらじゃら持ってゆくので念のため。
住所や電話番号など入力して申し込むと、薄い紙がプリントされてでてきた。
「海外旅行保険契約証兼領収証」
と書かれている。
手続きなどを書いた冊子もとり、行きの飛行機の中でじっくり読むことにした。
(ここに置かれている小冊子、パスポートサイズのものが多く、パスポートカバーを失くしていたので、小冊子についていたビニールのカバーで代用させてもらった)
飛行機はエアチャイナの上海行き。
ちゃんと飛んでね。
いきなり燃え上がったりしないでね。
着陸時に変な所に突っ込むのはなしってことで。。。
国際便としては小さめの機体で、左右3列ずつ。
私の並びは、20代のOLさん二人連れ。
ずっとずっと話のネタはつきないようで、上海に着くまでしゃべり続けていた。
会社勤めしていたころが懐かしくなった。更衣室とか、夜、女の子の同期と飲みに行ったら、ずっとこんな話してたよなぁ。
そして機内食タイム。
隣の女性2人がワインを注文したので、こちらも遠慮なくビール。
しかも、その後またまわってきたので、ビールお替り。
機内食をデジカメで撮っていたら、一番窓側に座っていた人がそれを見たらしく、まん中の人に聞いていた。
「写真撮らなくていいの?」
「え、機内食を?いいよ別に機内食なんか・・・」
私が撮影していたのを見ていた人は、その返事にちょっと困っていたみたいだけど、別に大丈夫。それで気を悪くしたりしないから。
単にネタにさせてもらうだけです(笑
上海に到着したのは、日本時間で12:10。現地時間で11:10。
日本との時差は一時間。
中国は東西に広がる国だが、どのエリアでも同じ「北京時間」を標準時間としている。なのでシルクロード方面に行っても、時計の針をさらに替えたりする必要はない。
それにしても、わずか3時間という短い時間で上海に来れてしまうのだから、ほんと近いもんだ。
> 続く