1週間ぶりのウルムチ。
今回は一泊のみで、特になにか予定を入れているわけではないので、どこにでも行きやすく周辺をぶらぶらしていても楽しそうな場所を!ということで、繁華街の中心あたり、「益天洋商務酒店」に泊まることにした。
益天洋商務酒店は、賑やかな通り、民主路と紅旗路、建設路が交わるロータリーにある、かなり目立つ建物のホテル。ホテルもレストランも大きなショッピングセンターも密集していて、もちろんバス停も周囲にたくさんあるので、非常に便利な場所だ。
夜になると、いろいろ屋台もでている。
とても明るいフロント。
スタッフもなかなか感じよかった。
(2週間近く中国旅行していて“ホテルフロントの好感度”判定の基準ラインが下がってきてる気もしつつ)
非常に便利な場所なので、278元(約4,170円)という料金は納得。
ホテルによって違うみたいだけど、ここではディスカウントした料金が掲示されていた。
部屋は結構広め。
そしてとても明るく、清潔。
バスルーム。
バスタブはなかったが、シャワースペースはガラスで囲われていて、こちらもとてもきれい。
さて問題はインターネット。
和田で「使える」と言われたホテルが全くだめだったので、ちょっと不安。
フロントの女性スタッフとの間でも、この部分についてのコミュニケーションはあまりできてなくて、「本当にインターネット使えるのか?」とさんざん念押してから料金を支払い、さらにフロント離れる時に「ケーブルは部屋にあるのか?なかったら貸して欲しい」といったら、こんな紙を一枚もらった。
うーん、中国語だけ。
でもなんかわかるぞ。
部屋番号の隣に書かれているのは、IDとパスワードだろう。
利用にはログインが必要で、使った時間に応じて課金されるらしい。
「毎天収費20元」とある。
ちなみに、なぜかこれを「1時間20元」と勘違いして、接続時間を思い切り節約して使っていたのだが、実際には最後に「20元」請求されただけ。よく考えたら「毎天収費20元」は、「1日20元」という意味だった。チェックアウト時間である、北京時間12時までは、20元で使い放題だったのだ。ちぇっ、慌てて損した。
窓の外はこんな風景。
ところで、このホテルでひとつもったいないことをしてしまった。
カシュガル以降あまりネットできていなかったのと、ウルムチをでると再び夜行寝台列車とかでしばらくネット接続できなくなるため、いっきにブログ記事公開して、仕事も片付けてしまおうと、朝からずっとパソコン作業をしていた。
気づいたら、朝食時間があと10分ほどに。
やばっ!
・・・と思って慌てて降りていったら、レストランのビュッフェはもう完全に撤収されていた。
しかし、一応まだぎりぎり朝食ビュッフェタイム時間内なので、レストランのスタッフも「メイヨ」とはいえない。
さすがにこっちも悪いなあと思ったので、なんでもいいので何か・・・と頼むと、何かちょっとしたものを用意すると厨房を指差して、円卓に案内してくれた。多少居心地悪い状態で待っていると・・・
さっぱりした鶏がらの澄んだスープに、おそうめんのような細くてつるつるした麺が入ったものがでてきた。ほんとにちょっとだなあ・・・と心の中で思いつつ、食べてみたらびっくり。うまいのだ、これが!!!全員後片付けなどしている中で、厨房の一人が専任で大なべに張りついて、これを作っていた。もしかしたら、賄いの朝食なのかもしれない。
そんな特別おなかが空いていたわけでもないので、
ぎりぎりになってラッキーだったかも。
・・・と、せっかくの朝食券を無駄にしてしまったので、そう思っておこう(でも実際おいしかった)
↑おまけ:これが無駄にしてしまった朝食券。「15元」と書いてなければ、そんなに悔しくなかったんだけど・・・(一食で15元はけっこう贅沢)。
> 続く