なにか違和感を感じていたら、「市内クラクション禁止」ということで、中国の町にはつきものの「ぶーぶー」鳴らし続ける車のクラクションがほとんどないのだ。
でも別にそれで困ることもないみたい。
なぜ他でもそうしないんだろう。
南北に伸びる沙州路と東西に伸びる陽関路の交差点は、大きなロータリー。
真ん中には、楽器を抱えた飛天の像。
それにしても、ちょっと寂しくさせるのは
もうウイグル族のいる新疆ウイグル自治区じゃないんだ・・・という事実。
歩いている人は漢族や、漢族と見た目違いない人たちで、お店の看板にもアラビア文字はもうない。
歩行者専用のショッピング街「商業一条街」も、観光客を意識したおしゃれなつくり。
そのショッピング街の東側に、小さな食堂が密集する「沙州市場」がある。
店の前に大鍋など出して調理をしていて、とても入りやすい雰囲気。それぞれ特徴のあるメニューになっている。
この寒さは、単に気温のせいだけじゃなく、半日近く食事をしてないせいもあるな・・・ということで、おじさんが呼び込みをしていた四川料理の店に入ってみた。
満席に近く、相席となった。
注文したのは、麻辣麺。
上に乗っているのは、香菜と落花生とネギと、あと唐辛子など。
辛くて、でも癖になるほどおいしい。
いっきに体がほてってきた。
ああ、この写真見たら、また食べたくなってきた・・・。
沙州市場の反対側では、野菜やお肉などが売られていた。
腹ごしらえもできたので、敦煌観光開始だ!
> 続く