ここは、鳴山路沿いにある莫高賓館から脇に入った市場路。
洗練された観光の街敦煌も、少し脇道に入っていくと、いろいろなお店や露店が並んでいる通りがあり面白い。
目に飛び込んできたのは、あるお店の軒先にあった大きな計算機。
バスに乗って莫高窟に行くというのに、なぜか買ってしまった自分。
これは文字を押すごとに「イー」「アール」「サン」と、中国語で発音してくれるもの。計算結果もちゃんと読みあげてくれる。
お店でこれを使っているところが多かったので、「いくらくらいするのかな?」「安かったら買おう」と思って覗いていたのだが、愛想のいいお店のおじさんに誘われて店内に入ることに。
荷物を増やしたくなかったので「あとで買いに来ますよ」といっていたんだけど、それが通じず値段交渉だと思ったらしく、30元が20元(300円)になり、つい買ってしまった。
唐辛子もいっぱい。
それぞれ形が異なっており、かなり大きなサイズのものもある。
市場路を突き当たったところには、さらに本格的な市場の通りが左右に延びていた。
丸焼き中~。
莫高窟から戻って、日本人旅行者二人と別れた後、再び街歩き。
今度は、陽関中路を少し西に行き、川より少し手前あたりの左側に面白そうな通り発見。
実はこの時気づいていなかったが、午前中に市場路の突き当たりにあった通りだった。
沙州市場やその周辺とは全く違った趣の通り。
敦煌に来る人は、是非このあたりも歩いてみると、また違った敦煌の思い出ができる気がする。
列車内で食べる夜食を調達!
こっちも「ビールのつまみ」に惹かれたけど、やっぱりやめた。
いつか、グループで中国旅行することあったら、列車のコンパートメントで、丸焼きの鶏をつつきながら、缶ビールで乾杯したい。
これはジュース屋さん。
西瓜汁とか葡萄汁とか、一杯6元(約90円)もする!
自分が注文したのは、2元(約30円)の杏皮水。
甘酸っぱくておいしい。
「食べそびれた!」と、敦煌を離れる少し前に思い出して後悔したのは、敦煌名物らしい「鶏湯面」。
訪れたのが中途半端な時間だったためか、閉まっていた。残念!
> 続く