と思っていたら、そこにやってきた、やはり同じバスをあてにしていた中国人女性2人。
「中国語はわからないんです」と中国語で言っているのに、何かをしきりに自分に話しかける。どうやら、そのうちの一人が駅にいかないといけないようで、タクシーをシェアしようとの提案だった。
数字とごくごく簡単な単語(駅とかタクシーとか、時間とか)がわかるようになると、結構なんとなくで伝わるもの。
これが、2006年に開通したばかりの敦煌駅。
他の街の駅が巨大なのを考えると、かなりしょぼい状態だ。
そしてその横にそびえたつのは、造りかけの巨大な駅。
来年のオリンピックのころには、この建物が完成しているのだろう。
ある意味、今のこの“仮設”駅を体験できたのは貴重かも。
(駅構内もやたら工事中で、荷物を運ぶのに一苦労だったけど)
ぎりぎりだったので、すでに列車は到着していた。
二等席はぎっしり。
早くも宴会状態になっているところもあり、なんだか楽しそう。
中国語ができたら、ここに入っていきたいんだけどね
で、自分はすっかり“殿様旅行”状態で、一等寝台。
これだと、自分のベッドの上で、デジカメやビデオカメラの写真を整理したり、パソコンでブログ記事書いたりできるので、時間が有効に使える。
車両ごとについている車掌さんがまわってきて、切符を回収し、かわりにプラスチックの札をくれる。ちゃんと目的地が近付くと、一人ずつ起こしにきてくれるためのシステムだ。
同じコンパートメントの人は、別室の仲間のところでトランプ中みたいで、しばらく自分ひとり貸切状態。
なんで、ビール一缶だけ。
ひとり旅行の時は、ホテルの部屋以外でお酒を飲むことはないので、ちょっと緊張する体験。
でもおいしかった♪
> 続く