シルクロード旅行情報館

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中国中の“名物料理”が集まったイベント

写真蘭州にきてよかった!と思ったのは、降りたバス停のすぐ近くの広場でこんなイベントが開催されていたため。

中国各地の名物料理、有名店の料理が一堂に会したというイベント。
大手食品メーカーなどの主催らしい。

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場所は、酒泉路の途中、きっと「南関什字」というのがこの交差点の名前なのかなと思う。歩いてすぐのところは、地下街や巨大なデパートもあるショッピング街があり、市政府など行政施設も並んでいるあたり。

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各テント毎に、見たこともない料理が、おいしそうな香りと湯気をただよわせている。出店数も半端じゃない。100を超える出店で、ぐるり一周していたら、それだけで1時間かかってしまったほど。

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大きな鉄板の上で、いい音を立てながら炒めていたのは・・・

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え!?
もしかしなくても、ひとつひとつ、鳥の形してない?

ひよこ?
(それにしても妙~にセクシーな姿で・・・)

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どこの名物料理なのかよくわからないけど、昆虫系もあった。

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地元の人も、かなり奇異の目で眺めながら、「お前食えよ」「おれが金だすから挑戦しろ」など、互いにつつきあっていた。

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天津の有名店。
自分も、昨年行った時に立ち寄った記憶がある。

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その場で実演してくれるので、その手さばきを見ているだけでも楽しく、時間がどんどん経過してしまう。結果、蘭州に立ち寄った目的の「牛肉面」は食べずに終わってしまったんだけど。

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周囲は高層ビルが立ち並ぶ、街の中心部。
東京でいうと「日比谷公園」「新宿中央公園」って感じの場所かな。

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やはりつい目がいってしまうのは、鳥が頭も足もくっついたそのままの形で料理されているもの。

そういえば、欧米人も、国によると思うんだけど、「魚の姿のまま」調理されているものをグロテスクに感じると聞いたことがある。日本人的には全く違和感ないんだけど、たぶんそれと同じ感覚なんだろうな。

(「シーチキン」というのは、そういうことで、魚に対する抵抗感を薄めていると聞いたことも)

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竹筒に入ったご飯、せいろで蒸した点心なども気になる。
でも、自分が食べられる分量は限られているので、おなかにたまりそうなものは我慢。

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お好み焼きみたいなこれを食べてみた。
ふわふわしていて、軽くてGOOD。

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さっき、鉄板の上で転がしながら炒めていたのは、ひよこじゃなくて雀だったことが判明。

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さそりの串焼き?

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上海料理の、蟹を串にさして揚げ、スパイスをかけたものを売っていた女の子。
写真右側の子が、「あ、そうなんだ」と自分がぽろりこぼした日本語を聞きつけ、話をしてきた。

「日本の方ですか?」
「私は日本語学科の学生です」
「今日はバイトです」

まさかこんなところで流暢な日本を聞くことになるとは。びっくり。

「今日、蘭州にきたのはよかったです。今週だけですので」

そうなんだ、ラッキーだったな。
日本語の勉強、頑張ってね!

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たくさんある中から、何を食べたらいいか。
その判断基準はあまり難しくなく、とにかくたくさん地元の人が集まっているところ。

これは食堂探しの時も一緒で、ガイドブックとか頼らず、とにかく“地元の”人がいっぱいのところを探していれば失敗はない。

ただこの時は、人気店の前には長蛇の列ができてしまっていて、並ぶ気力も失せるほど。このイベント会場の中で最も人が集まっていたのは、この上海の名店だった。

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香草なんちゃら鶏というのも人気だった。
そういえば、ウルムチで買って食べた鳥も、不思議な香りがついていたけど、あれかな?(自分の口にはあわなかった)

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いくつか食べたうちの一つはこれ。
黒いもち米みたいなのが入っていて、少し甘味がついている。上に乗っているのは梅干しだった。

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駆け抜けたいほど耐えられない臭気をはなっていたのは、たぶんこれ。きつかった~!

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食べた中で一番おいしかったのはこれ。
ぜんぜん期待してなかったんだけど、結構人が集まっていたので便乗して買ったら、めちゃうま!単なる肉団子ではなく、内側に何か濃い~味のするものが入っていた。

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来場者は、比較的年配の人が多かった。
これだけ国土が広いと、他の地域の料理とか、もう外国料理みたいなもんなんだろうな。

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そこに、太鼓を抱えた楽団?登場。

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おばちゃんばかりなんだけど、揃いの髪飾りもつけてとてもかわいい衣装。動きも太鼓も決まっていた。来場者は、こういうのに慣れているのか、食べるのに夢中なのか、あまり注目をしていなかっただけに、ずっとビデオを構えて追いかけていた観光客の自分に、笑顔を送ってくれた人もいた。

> 続く

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作成 2007年11月 5日 23:05  | 旅行記蘭州編
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