Google「AdSense(アドセンス)」を活用してみませんか?
Googke AdSense活用講座

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Google AdSense(アドセンス)活用講座


実験室
「これってどうなの?」と気になることを、実際に公開されているサイト上で試してみます。

 
 無報酬広告はどれ?Part1
2004.02.13

Google Adsenseで表示される広告のすべてが「クリックされると報酬がもらえる」広告というわけではない。なかには“公共サービス広告”というものがある。

Google AdSense 用語解説より一部引用
公共サービス広告(PSA/Public Service Ad) - 非営利団体の広告のことで、ページに関連性のある広告がない場合や Google でページのコンテンツを収集できない場合に表示されます。公共サービス広告がクリックされても、サイト運営者の収益とはなりません。

「まあ、これもWEBサイト運営者としての社会貢献だ・・・」と、ボランティア精神を発揮してみるのもひとつの手だが、やはりAdSenseをやるからには、マッチした広告を表示させ、高額のクリック単価を狙いたいところ。

ところで、そうなると気になってくる。

「いったい、どれが公共サービス広告なんだ??」

アメリカでは、ボランティア団体の寄付募集サイトや行方不明の子供を探すためのディレクトリサイトなどはじめ、実に様々な非営利団体のサイトがある。市民レベルの活動が定着しているお国柄もあるのだろう。
Googleとはまた別の話になるが、ポータルサイトやアド・ネットワークなど、バナー広告で収益を得ている企業は、広告の空き枠に「フィラー」としてそういった広告を配信したりするそうだ。

では日本では?

▼調べたいこと
具体的に、どんな“公共サービス広告”が配信されているのか

▼調査方法
まったく意味をもたないページを作成してアップをしてみる。まだクロールされていない状態(約48時間以内)と、クロールされたと思われる後の状態で、どういった広告が配信されているか見る。
念のため、いくつかのドメイン下&いくつかのサイト内(同じドメイン下に複数のサイトを置いているので)に同じファイルをアップしてみる。

◎テストページを作成!

簡単なものを作成し、test01.htmlというファイル名をつけてアップした。
このファイルの中身はこうだ。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE></TITLE>
</HEAD>
<BODY BGCOLOR="#FFFFFF">
<H1>あああああ</H1><HR>
いいいいいいいいいい<BR>うううううううううう<BR><BR>
<script type="text/javascript"><!--
google_ad_client = "pub-6418569284753215";
google_ad_width = 300;
google_ad_height = 250;
google_ad_format = "300x250_as";
//--></script>
<script type="text/javascript"
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
</script>
</BODY>
</HTML>

◎まずはクロール前

東京ホットスポット情報館直下に10分程前にはじめてアップしたファイル。
プロバイダ系ばかりだ。少なくとも非営利団体には見えない。
ただ、「ホットスポット(公衆無線LANインターネット接続サービス)」とは関連性がある。



次に同じファイルをGoogle Adsense直下に置いてみた。
英語なのできちんとは理解していないけど、ボランティア団体のようなところが入っている。
しかし、こっちは英語、東京ホットスポット情報館では日本の広告──この違いはいったいどこから?



次にドメインを変えてみた。
アフィリエイトプログラム関連情報を紹介するアフィリエイトINDEX直下だ。

メールマーケ、WEB制作サービスなどがでてくる。トップドメイン階層化にあるコンテンツとマッチしている。(bird-house.co.jp下には、メールマーケ関連情報ページもあるため)




まだ、クロール後の状況を見ていないのでなんともいえないが、今のところ、当初の目的の「日本の公共サービス広告」は確認できていない。

ただし、ひとつ興味深いことがある。まったくGoogleのデータベースに登録されていない新しいページであっても、同じディレクトリ以下にある他のページや同じドメイン以下にある他のページのコンテンツが、この「意味なしページ」のAdSense広告に影響しているらしいということだ。

これについては、また改めて検証してみようと思う。


+++

続編。
しばらく忘れていたが、久々に上記のテストページを見てみた。

まず、1番目の東京ホットスポット情報館直下のページは特にかわらず。
2番目の、英語の公共サービス広告っぽいものが掲載されていたGoogle Adsense活用講座直下は、日本語の広告に。プロバイダ入会促進などだ。

3番目のアフィリエイトINDEX直下のもののみが、どうも公共サービス広告っぽい。

ふむふむ、こういうのがでてきたら多分「該当する広告がないから公共サービス広告」ってことなんだな。しかしながら、ひとつ疑問があるんだけど、東京ホットスポット情報館に、ぜんぜん関係がない、転職や懸賞をうたった広告が掲載される。あれも「該当する広告がないから、こんな無関係なものがでちゃうのかな?」と思っていたのだが、どうなんだろうか?

実は自分が気がついていないだけで、
転職や懸賞の広告が掲載される素質のようなものがあるのだろうか?

 

うーむ。


公開日:2004年02月13日(金)
最終更新日:2004年02月26日(木)

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