Google「AdSense(アドセンス)」を活用してみませんか?
Googke AdSense活用講座

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Google AdSense(アドセンス)活用講座


実験室
「これってどうなの?」と気になることを、実際に公開されているサイト上で試してみます。

 
 無報酬広告はどれ?Part2
2004.02.26

ところで、自分はいくつかのサイトでAdSenseをやっているが、

A:「さっすがGoogle!」と思うほどぴったりのページにぴったりマッチした広告がでている
B:「確かに部分的にはそうだね」という、まあまあ納得の広告がでている
C:「なんでやねん?」という、自分から見て無関係の広告がでている
D:「うーむ」という、公共サービス広告がでている
E:「??」とクビをかしげる、英語の広告がでている

といった感じで、配信される広告の「管理人納得具合」はいろいろだ。
全体的には納得しているし、納得できないものも、こちら側のページのつくりに問題がありそうということがわかってきたので、不満はない。

大事なことは、どんなページに、どういう広告が配信されているのか。
特に、「C」以下の広告が配信されている場合には、その共通要素─課題─を探りあて、「A」クラスの広告が配信されクリック率があがるよう、改善する工夫が必要だ。

それでは、「D」が配信されているページを見ていこう。
規模が適当で、比較的、各ページのコンテンツの特徴がはっきりしているサイトということで「東京ホットスポット情報館」についてチェック作業をしてみようと思う。


TOPICS
http://www.joho.st/hotspot/topics.html

・・・冒頭に少し文章がある以外は、画像のリンクのみ。

INFORMATION ─ Network Stumbler
http://www.joho.st/hotspot/netstumbler.html

・・・なんでだろう?ちょっと前までセキュリティ関連で「A」だと思っていたのに・・・。

最初の「TOPICS」は、理由はわかる。画像しか並べていないからだ。

しかしながら、不思議なのは次の「Network Stumbler」の説明ページ。ここはつい先日まで、セキュリティ関連の広告などが表示されており、サイト全体の中でも、1番目か2番目に「ぴったりマッチする」広告だと思っていたのだ。

ただし、このページは別の意味でもちょっと特殊なページだ。サイトトップについで、外部から直接訪れる人が多いページなのだ。つまり、トップからやってくるのではなく、検索エンジンから直接やってくる、「着地ページ」だ。内容は、Network Stumblerという、無線LANアクセスポイントを探知し、その状態を表示するソフトで、恐らく、このページにやってくる人の大半は、ネットワーク関連の仕事などをしていたり、無線LANスポットを利用するなど、まじめな目的で無線LANの電波状況を調べたい人。残りは、セキュリティのかかっていない無線LANアクセスポイントを探して・・・・・・・・・・・・という、まあ、時にあんまり好ましくない目的で探してくる人もいるだろう。「War Driving」「War Chalking」といった、ネガティブワードも含まれている。

そういうこととも関係があるのだろうか?

後者については、ちょっと理由がよくわからないので、検証をしてみたい。
まずは分割法。

▼仮説
文章中のテキストの「何か」がネガティブワードとしてひっかかっているのではないだろうか?

▼調べたいこと
該当ページのどの部分に問題があるのか確認をし、それを見つけたい

▼調査方法
ページを分割してアップし、それぞれのページでどんな広告が配信され、問題部分を絞り込んでいきたい。もちろん、仮説が間違っていて、AdSenseはそもそも、そういうネガィテブワード含まれるページへの広告配信停止といったことを、一切やっていない可能性もある(何も根拠がない仮説なので)。

さて、Network Stumblerページを前編・後編のふたつにわけて公開してみたところ、前編のほうは依然として、ボランティア活動の団体へのリンクなどだが、新しく作った後編は、セキュリティ関連・無線LAN関連の広告なども時々現れる(大部分は転職系)。まだGoogleのDBに登録されていないために、同じ階層の他のページのコンテンツの要素をひっぱっているだけだろうが、少し様子を見てみる価値がありそうだ。

その間に、もう少し情報収集・・・ということで、Google AdSenseの「プログラムポリシー」をちゃんと読んでみた。

サイトのコンテンツ
次の内容を含むサイトでは AdSense をご利用いただけません。
  • 過度の不適切な言葉
  • 攻撃的、暴力的、人種差別的で、個人、団体、組織を誹謗・中傷するような記述
  • ハッキングやクラッキングに関連したコンテンツ
  • 違法な麻薬および麻薬関係の道具
  • ポルノ、アダルト、または成人向けコンテンツ
  • ギャンブルまたは賭博に関連したコンテンツ
  • 過度の広告表示
  • ポップアップ、ポップアンダー、終了ウィンドウなどでサイトでのユーザーの操作を妨げるもの、アドワーズ広告を隠すもの、ユーザーの環境設定 (ホームページの設定など) を変更したり変更を促すもの、ダウンロードを要求するもの。その他のポップアップ、ポップアンダー、終了ウィンドウはユーザ セッションにつき 5 つを超えない場合は許可されます
  • サイトの検索エンジンの順位 (サイトのページランクなど) を向上する目的の不正なコンテンツまたは構成
また、サイトは次の URL 、または Google がその時々に提供する URL にある Google のウェブ マスター ガイドラインに従う必要があります。 http://www.google.co.jp/webmasters/guidelines.html.

ここに抵触している可能性は考えられる。
もちろん、人が見ればそうではない(=やばいコンテンツではない)ということがわかるが、もしGoogleが、ある程度機械的に(ロジックで自動的に)、問題サイトなり問題ページなりをつまみだすような仕組みをとっているとすると、該当ページ内のいくつかのワードがひっかかる可能性があるだろう。

もしも自分が、そういった対応のキーとなるワードをリストアップするとすると、多分該当ページの中の、「War Driving」「War Chalking」「ハッキング」「ネットワークへの侵入ポイント」・・・この辺りのワードがそれと重なる可能性はある。

そこでふと、この「ネガティブワード」の仮説を確かめる方法を思いついた。同じくAdSenseを採用している、インプレスの「Internet Watch」だ。ここで「ハッキング」といったワードで最新記事を検索し、そのページに配信されているAdSenseを見るという方法だ。

ただ、ちょっと「無報酬広告はどれ?」というテーマからは離れてきてしまったので、ページを別途たてて、そちらで新しく実験を展開してゆきたい。

続きはこっちです

公開日:
2004年02月26日(木)
最終更新日:2004年02月26日(木)

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