トップページロフトベッドの選び方

メリット&デメリット

自分で購入して使ってみるまで、「実際のところどう?」というあたりがよくわからないのがロフトベッドです。

もっと実店舗にいろいろ置いてあればいいのですが、通常のベッドと違い、限られたお店に限られた数のロフトベッドしか展示されていないのが実情です。スペースの問題もあるのでしょう。実際にはしごや階段をあがって体験ということもなかなかできるところがありません。

なのでロフトベッドを購入する方の多くは、カタログ通販やインターネットで写真を見て買うことになります。種類が圧倒的に多いのが、やはりインターネット。私自身も、ニッセンのオンラインショップで購入しました。

私の個人的な感想になりますが、ロフトベッドの「メリット」「デメリット」について考えてみました(人によって意見はわかれてくる部分だと思いますので、参考程度に)

狭い空間を効率よく利用!

ロフトベッドの購入を検討している人の多くが、一人暮らしの方でしょう。ワンルームのマンションやアパートでは、机やベッド、服をかけるハンガーなど、必要な家具を全部揃えていったら、それだけでスペースがいっぱいになってしまいます。

「部屋の真ん中にある程度ゆとりある空間を作りたい」「友達をたくさん呼んでも大丈夫な部屋にしたい」なんて人には、ベッド下の空間も有効利用できるロフトベッドは最適です。

背の高い家具なので圧迫感も

ロフトベッドは、結構大きな家具です。幅・長さは、1m×2mくらいで、通常のベッド同様、畳一畳分よりひとまわり大きいくらいなのですが、高さがあります。柵の部分まで考えると、大人の身長より高い180cm前後のものが一般的でしょう。

なので、部屋の中で結構大きな存在感を放ち、それなりの圧迫感もあるかと思います。

ただ、うちがそうなのですが、ロフトベッド以外は高さのあるものを置かず、全体的に低めの家具でまとめると、ロフトベッドそのものは「壁の一部」みたいな感じにもなり、そんなにごちゃごちゃした雰囲気にはならないです。存在感が強いだけに、他の家具とのバランスもよく考えたほうがいいでしょう。

部屋をすっきりまとめられる

必要な家具は、ロフトベッドにすべて集約してしまうということができます。たとえば私のロフトベッドの場合、かなり幅広のデスクと、コートやスーツなどをたくさんかけることのできるハンガーがついています。またデスク下には棚もあり、いろいろ荷物を置くこともできます。

いくつも家具を並べるよりも、最初から必要な家具が一体化したロフトベッドのほうが、部屋はすっきりまとまります。また、友人などを呼んだとき、部屋の大部分を占めるのが「ベッド」という状態だとなんとなく寝室というプライベート空間を見られてるような感じで落ち着かないという人もいるでしょう。ロフトベッドの場合、ベッド部分は階段・はしごの上なので、お布団も枕も人目にはさらされなくなります。

寝る時に天井までの距離が近い

ここは「慣れ」の問題な気もしますが、ベッド上のデッドスペースをなくした分、寝るときにはかなり近い位置に天井がきます。目が覚めて体を起こせば、頭が天井にぶつかるくらいになります。ベッドや天井の高さによっては、そもそも完全には体を起こせないという場合もあるでしょう。

すぐ上が屋根という木造アパートやマンション最上階の場合、夏の間は天井付近の温度があがっている可能性もあります。そうするとそれが寝苦しさの原因になることもあります。

意外にうれしい「ベッドからの眺め」

特に期待してなかっただけに嬉しかったのが、ベッドに寝転んだ状態での窓の外の風景です。通常、床にお布団を敷いたり、普通の高さのベッドに寝た場合、窓の外の風景を眺めるということはなかなかできないでしょう。せいぜいベランダや真っ暗な夜空ではないでしょうか。

ロフトベッドの場合、高い位置から窓を見下ろす形になるので、外の風景がよく見えます。私の家は15階なのですが、広い窓の外に広がる夜景を見ながら寝るのが毎晩の楽しみです。また窓のすぐ横にも小さな窓があり、気分は夜行寝台列車です。朝も、目が覚めると、通勤途中の人並みや買い物客などが下のとおりを行きかっているのをしばらく眺めていたりします(←朝が遅い人です)。






■上記情報は2018年1月時点のものです。
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