ホットスポット、日本語の単語を新設すると?

02.09.02 [ 管理人日記2002年 ]

NTTコミュニケーションズが登録商標を取得し、今年からサービス名称として利用している「ホットスポット」。
おかげで、広く一般に同様のサービスを指しているのか、個別のサービスを指すのか、いちいち但し書きをつけて使わないと誤解を生む可能性があるという問題が発生している。もちろん、Yahoo!BBモバイルのサイトでも、東京都の実証実験でも「ホットスポット」という言葉は使われていない
ちなみに、このサイトでは特に但し書きがなければ「ホットスポット」は一般名詞、「HOTSPOT」はNTTコミュニケーションズが運営する特定のサービス名というようにしているつもり。

それなら、「ホットスポット」に変わる一般名詞を作ってしまうというのはどうだろう?
一般名詞とはいっても、まだまだ浸透度低い用語だし、理解している人もまだこの言葉を知ってからの日が浅いので、記憶の書き換えは容易だ。

さて、各サービスプロバイダーは自社の提供しているサービスをどのように表現しているのだろうか?
新規顧客(一般ユーザ&カフェなどのオーナーの両方)がまず見るであろう、サービストップの説明文からひっぱりだしてみた。


NTTコミュニケーションズの無線LANサービス「ホットスポット」スタート

世の中が、またひとつ便利になりました。家や会社のネット環境を大きく変えたブロードバンド。今度は、街中が変わる番です。
「ホットスポット」は街のあちこちで、モバイル端末をブロードバンド・インターネットにつなげる新サービス。
ブロードバンドって便利だけど、家や会社でしか使えないの? 外出先でも使いたい!

そんな要望にYahoo! BBがお応えします。 Yahoo! BBは、日本全国に張りめぐらされたブロードバンド・インフラを活用した、無線による超高速インターネット接続サービス「Yahoo! BBモバイル」の提供に向けて、本格的な無料試験サービスを開始いたしました。
いつものフレッツが | もっと自由に、アクティブに楽しめる | 「Mフレッツ」で、街でも快適インターネット。

Mフレッツは、フレッツ・シリーズ(フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、Bフレッツ)の接続環境を、外出先でも利用可能にします。
汎用無線LAN技術とNTT東日本の提供する認証機能等を利用して、フレッツ・シリーズの接続環境を提供する「Mフレッツホスト」と、Mフレッツホストの提供する環境を利用して、自宅等のフレッツ・シリーズ環境を外出先で利用する「Mフレッツメイト」の双方に向けたサービスです。

新しいサービスを世に送り出すときって、こういう「説明文」すごく悩むものなのでしょうね。
各社それぞれ異なっています。

「外出先/街中」「無線LAN/ワイヤレス」「(高速)インターネットアクセス/ブロードバンド」「PC・PDA/携帯端末」
うーむ、キーワードは明快なものの、手頃な長さで、イメージもぱちっとはまる名称となるとなかなか思い浮かばないですね。

ちょっと真面目に考えてみようと思います。
アイディアは、時々、この日記に書き込みますので、ぜひみなさまのご意見もお寄せください。


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